パナソニックのエアコンからカビの臭いが全然取れないとご依頼
お掃除エアコンだからお手入れ不要ではありません
孫たちが眠るベット真上のエアコンがカビ臭くて堪らないと
ご相談をいただきました。確かにカビだらけです。
この空気で孫たちが呼吸しているのかと考えたら
いても経っても居られなかったそうです。
お掃除エアコンだから10年間お掃除不要。
そんなフレーズが一人歩きしています。
でも写真からすると、カビは繁殖しまくっています。
プラズマクラスターが付いていても関係ありません。
この写真ようにカビは必ず繁殖します。
お掃除エアコンほど埃まみれカビまみれ
お掃除エアコンの正式名称は、フィルター自動お掃除ロボット機能付きエアコンです。
つまりフィルターのホコリを自動で掃除しますと宣伝しているだけです。
でも写真をみると、フィルターのホコリどころか
フィルターの裏側まで、ホコリが詰まりまくっています。
さらにお掃除ロボットが乗っていることで
ホコリが積もる面積が増えるだけでなく、通気性が悪くなり
かえってカビが繁殖しやすくなるのです。
カビないエアコンは1台もないとお考えください
エアコンは結露による水が夏の間は常にいっぱいで
カビの繁殖しやすい条件が全て揃います。
抗菌コートを塗ったからカビは
付着しないというわけではありません。
なぜならカビは、表面につくのではなく
表面に付着するホコリにカビは繁殖するからです。
特にファンは回転するのでホコリを引き寄せます。
その為ファンに最もカビが乗りやすくなります。
ドレンパンは表と裏の2箇所存在します
ドレンパンとは、冷房で冷やされた空気で生じる結露水を
溜める受け皿です。
でもこれは表側と裏側にもあり両方をきれいにしなければ、
カビや菌は繁殖したままになります。
この写真のように壁側ギリギリのところに水路が設けられています。
この水路はファンを外さなければ
アクセスできない為、外して徹底的に洗わせていただきます。
ドレンパン、ファンを付けたままの洗浄では取れない隠れた汚れも
徹底洗浄可能です。
まとめ
新型コロナウィルスで今年ほど、呼吸器の疾患が命取りになりかねない
事を強く実感したことはありません。
私も20代の頃に住んだアパートが、カビだらけの部屋だったので
ひどいアレルギー性気管支炎になりました。
カビの臭い、芳香剤の臭いだけでも蒸せ返るような咳を毎日していました。
カビが肺の中に一度入ってしまうと中々取れません。
呼吸器科の喘息、気管支炎用の抗生物質やステロイド吸入薬剤
に頼らなければならなくなります。
特に小さなお子様の肺の中にカビが入り込むと
ひどい咳が続き、肺炎になってしまうことがあります。
肺の中に水が溜まっていくので空気中で溺れるような
感覚となり本当に苦しいのです。
ウィルスは思いもよらないところから感染しますが
エアコンのカビは原因がわかっているので防ぐことが可能です。
ぜひ早めの対策で大切な家族を守ってあげられますように。
お掃除ロボットエアコンほどホコリがたまりカビやすいって本当?
エアコンのカビが心配で、咳が止まらないと感じるあなたへ