エアコンのカビが心配で、咳が止まらないと感じるあなたへ
今年の夏に酷使したエアコンの効きが悪くなりご依頼
10年ほどお使いのシャープお掃除エアコンです。
この時代のシャープは構造が面倒で
作業を断る業者も少なくありません。
そこまで難しくはないんですけどね。
左側の集塵モーター部分です。
お掃除ロボットを取り外しました。
この状態で洗い始めてしまう業者が大半です。
でもこれでは汚れはほとんど落とせません。
ドレンパンを外しました。
汚れはこんな感じです。
左右風向ルーバーのモーターがドレンパン下に
取り付けられています。
外さずに洗うとモーターを損傷させますので
必ず外します。(私も昔、失敗した経験あり)
ファンが見えて洗えそうですが、
ファンを外して徹底分解洗浄させていただきます。
ファンを外さなければ、
裏ドレンパンやまで汚れを落とせないからです。
洗い上がった各部品です。
プラズマクラスターの部品も取り外して羽根を洗いました。
実は、お掃除エアコンほどカビやすい
お掃除エアコンは、このようなフィルターを掃除する
ロボットがついています。でもこれはフィルターに積もった
乾いたホコリしかとることができず、カビをとるわけでも
エアコンを衛生的に保つわけではありません。
しかもこのロボットは、余計なフレームがついているために
ホコリの載る面積が増える。通気性が悪くなる
などによりかえってカビやすくなります。
お掃除ロボット搭載のエアコンは
メーカーが消費者に
「お掃除しなくてもいいですよ。』
『楽ができますよ。』
『こちらの方が多機能で優秀ですよ』
そう思わせて買い替えを促す戦略に過ぎません。
高価な機種へと買い替えを促すために付加価値を高めて
売るのは商売としては利口ですが、消費者からすると
いらない機能を買わされています。
本当に必要なものかを見極めて私たちは
買うかどうか選択したいと思いますね。