洗濯槽のカビは抗菌洗剤だけでは、落とせないって本当ですか?
部屋干し臭から解放されるための 7つのステップ
部屋干しの嫌な臭いは、干し方というより洗い方に
問題があることをお伝えしてきました。
臭いの元のモラクセラ菌。
ただ洗濯機を回しているだけでは
モラクセラ菌は分解されず洗濯物に付いたままです。
ではこの菌と対峙するにはどうすれば良いでしょうか?
1 定期的に洗濯槽を洗浄しましょう。
月に1度は、洗濯槽洗浄コースで定期的に洗浄します。
でも写真のように、洗濯ネットの裏、パルセーターの裏
洗濯パンの上の方は、水が回らないのでカビがこびりついています。
洗剤を入れて回すだけでは取れません。
定期的に分解洗浄されることをお勧めします。
大抵の方は、汚れを見て衝撃を受けられます。
クリーンハンターの洗濯機クリーニング
2 洗濯物は、通気性の良い洗濯かごに入れておく
洗濯機の中は、通気性が悪く湿気で蒸れ蒸れ。
直接洗濯槽に放り込んでおくなら、モクセラ菌は大繁殖
種類に分けてカゴに入れておきましょう。
※普段使い
※色物
※頑固汚れ
※デリケートな素材
種類ごとに洗い方を分ければ、汚れうつりもありません。
3 予洗いで汚れを浮かしておきます
洗濯機に入れたら、洗剤が全て
キレイにしてくれるわけではありません。
頑固な汚れ、皮脂汚れが溜まりやすい襟、袖は
洗剤をあらかじめ付けて予洗いしておきましょう。
4 水、洗剤、洗濯物の順番で洗濯機へ
洗濯物を先に入れて、洗剤セットして、スイッチポン
9割の方がこの洗濯方法かと思います。
でもこれでは汚れは落ちません。
なぜなら洗剤が均一に混ざらないからです。
まず十分な水量を洗濯槽に注水。
洗剤を入れて数分運転し、よく混ぜた後
初めて洗濯物を入れます。
これで臭いは激減しますよ。
5 洗濯物は、洗濯槽の6割くらいまでに抑えて入れる
洗濯物が多すぎると、
きちんと攪拌されないばかりか
水が足らなくなります。
パスタの麺と同じく、たっぷりの水の中で
洗濯物が踊るくらいが、臭い断ちできます。
6 たっぷりの水で洗い、すすぎましょう
洗濯物の汚れは、いつ生地から落ちていくのでしょう。
実は、洗いの工程は汚れを浮かせる工程です。
汚れは繊維の奥まで浸透しているので
まず予洗い、で繊維から汚れを浮かせ
本洗いで汚れをもっと浮かせ
すすぎで、完全に汚れを落とします。
だから、すすぎも十分な水量で落としてあげましょう。
今、洗濯機メーカーは節水に力を入れるあまり
自動設定の水量はかなり少ないようです。
もしすすぎの時に、水が不足していると
また汚れが服に戻ってしまいます。
これが洗濯物臭いの原因。
十分に水量を確保するためにも
設定水量は、機械任せにせず
自分で多めに設定してあげましょう。
7 洗濯物は24時間以内に洗いましょう
独身男子に多いですが、洗濯物は溜まってから
1週間まとめてという方がおられます。
汚れは、繊維の表面に付いただけのものです。
でもシミになると繊維の奥まで入り込んで
酸化してしまった物です。
汚れがついてから22時間以上経過すると
汚れは酸化して落ちにくくなってしまします。
汚れがついたらその日のうちに洗うようにしましょう。
この7つのポイントを抑えておけば
部屋干し用の洗剤を買わなくても大丈夫です。
ではどうやって干せば、部屋干し臭は防げるのでしょうか?
それは次回のお楽しみに
クリーンハンターの洗濯機分解クリーニング