DJポリスに学ぶ相手の心をつかむ話術②【花火大会編】
カリスマ経営者であると同時に、プレゼンテーションの名手として知られていた元アップル社CEOの故・スティーブ・ジョブズ氏。
「あのプレゼンはとても真似できない」と思っていませんか?
ここでは、ジョブズ氏の「声の使い方」に注目してみましょう。そのテクニックは誰でも学び、身につけることができるものです。彼は声の変化のつけ方が、とにかく絶妙です。
たとえば、静かに厳かにゆったりと語り始めたかと思うと、いよいよ主役の製品が登場するあたりで、徐々に力強く、張りのある声となり、製品が画面に映し出されると、一転、たたみかけるようにテンポアップし、その利点を熱く軽やかに語っていきます。
もちろん、観客への問い掛け、「おわかりですね?」「そうでしょうか?」などの後に、十分な間を置き、反応を引き出すことも忘れません。
一番伝えたいメッセージに差しかかったときに、わざとささやくように声をひそめ、期待感を膨らませる、という技も使っています。
これにアイコンタクトやジェスチャー、スライドやデモなどのビジュアルも加わるのですから、その場が盛り上がらないわけはありません。
声は重要なコミュニケーション・ツールであり、最強のプレゼンテーション・ツールです。
ストーリーに合わせて、声を戦略的に使いわける「声のシナリオ」も描いてみてください。そして、早速、新年度年頭の挨拶などに使ってみてください。聴き手の反応が伝わってくるはずです。
「言の葉OFFICEかのん」では、経営者の方を対象に、声と話し方のパーソナルレッスンを行っています。あなたの課題や目標に合わせ、オーダーメイドのカリキュラムを提供し、あなたの良さを最大限に引き出せるよう、サポート致します。ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
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