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【経営者に求められるスピーチ力】[9]「スピーチ力トレーニング」

2012年3月28日 公開 / 2021年1月2日更新

テーマ:心に響くスピーチの極意

コラムカテゴリ:ビジネス

きょうは、「スピーチ力」をつけるために、日々のちょっとした時間で実践できる、トレーニングをご紹介致します。
まず、おすすめしたいのは、その日の新聞のコラムを話しことばに改めて、3分間に要約して話してみたり、映画や本の、感想やあらすじを3分にまとめて話してみることです。
3分と制限時間を決めることで、一番話したい芯の部分をしっかりと認識することができますし、誰かに話すことで、一人よがりの表現ではなく、伝わりやすい表現を選ぶことになり、言葉が磨かれます。
同じように、通勤時間にひと駅分の時間を何分とひとつの目安にして、心の中で、ちょっとした一口話をしてみます。話は短ければ短いほど、自分の思いや考えをコンパクトにまとめてわかりやすく伝える力がつきます。  
また、その日の出来事を録音する「声の日記」をつけることも、話の構成や言葉の選び方、情報の取捨選択などの練習になります。この方法だと自分の声の状態を確認することもできますね。
スピーチでは、声の力もとても重要です。このコラム【経営者に求められるスピーチ力】[7][8]では、声の効果的な使い方や表現力の磨き方をご紹介していますので、合わせてお読みください。
http://mbp-japan.com/hyogo/canon/column/25801/
http://mbp-japan.com/hyogo/canon/column/25924/

おまけとして、「心のトレーニング」をご紹介致します。
それは、「誰でもあがって当たり前」と思うこと、そして「完璧をめざさないこと」です。
「うまく話そう」「いい話をしなくては」「間違ったら恥ずかしい」と気負いすぎると、声も心も堅くなってしまいます。
 スピーチは聴き手があってこそ成り立つものです。聴き手との共感ゾーンを大切にしながら、「上手に話そう」ではなく、「受け止めてもらえるように伝えよう」という気持ちでもって、聴き手と一緒になって、スピーチの味加減の仕上げをするような、そんな気持ちで本番に臨んでいただくと自分らしく話すことができるはずです。
コラム【あがらずに話すために】[1][2][3]もどうぞ参考になさってください。
http://mbp-japan.com/hyogo/canon/column/24216/
http://mbp-japan.com/hyogo/canon/column/24390/
http://mbp-japan.com/hyogo/canon/column/24798/
次回は4月2日(月)の午前にコラムを掲載致します。
新年度年頭の挨拶の際に、参考にしていただける内容です。どうぞお読みください。

この記事を書いたプロ

川邊暁美

ビジネスに生かすスピーチ指導のプロ

川邊暁美(言の葉OFFICE かのん)

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