報告書は『大人の絵日記?』

辻村豊

辻村豊

テーマ:研究開発のヒント

皆様方、お世話になっております。日々雑感を綴っております。

夏休み!

夏休みです。
夏休みと言えば、『絵日記』があります。
私も小学生の時に、家族旅行で乗った特急列車の絵を入れた絵日記を描いたことを覚えております。
その『絵日記』ですが、読んで字のごとく、日記に『絵』が付いているだけです。しかしながら、その『絵』があることで、イメージが膨らみ情報量が格段に増えます。

大人の絵日記

随分前から、業務上作成する多くの文章、実は『大人の絵日記』と考えております。
そのことを意識し始めたのは、とある補助金の申請書を作った時でした。
共同研究をしていた教授様より『本文に図を入れた方が良い』と言われました。
実はその時まで申請書などの書類に図を入れる発想は全くありませんでした。
そして、その手法は大学教員の公募書類など、他の書類にも適用可能でした。
確かに様々な書類の応募要項を見ても、字数制限はあるものの、『図や写真を入れてはいけない』とは書いてありませんでした。
また、応募書類を詳しく書く意義はありますが、字だけでは内容を拾ってもらえず、結局読んでもらうことすらない可能性大と言えます。これは応募書類を見る側からの情報を元にした推測ではありますが…

(な~んだ、結局読んでくれないのか~)
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/column/5151403/

論文も『大人の絵日記?』

上記観点で論文を眺めると、論文も『大人の絵日記』となります。
日頃より、『雑誌会の部屋』で最新の論文紹介もしておりますが、全ての論文に図は入っており、図を中心に読み進めていたことを無意識にやっておりました。

(雑誌会の部屋)
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/service1/

報告書作成の歴史

私は学生時代にレポート作成を『手書き』『切り貼り』で行っておりました。その歴史を振り返ることで、報告書(レポート)作成に対して『どのように向き合っていたか?』を今の若手世代へ伝えることは意義があると考えます。

体育のレポート

学んだ大学には非常にユニークな授業がありました。
毎回大学のグラウンドを周回して1500mを走るというものでした。
その『1500mを走り続けることで、体の変化を年度末にレポートにまとめる』ことが待っていました。
現物が下記になります。



本文=手書き、グラフ=グラフ用紙に手書き、表=本文に線を引いて作成したことがわかります。
あと、新聞記事や本のコピーを貼り付けています。
文章と絵が混在する『大人の絵日記』状態でした。

中国で使った資料

そんな中、大学4回生の時に中国へ行き、4つの大学を訪問しました。

(月をめでる)
https://mbp-japan.com/hyogo/banyohkagaku/column/5205919/

訪問した大学では『日本の学生生活』という題で講演しました。
その時に使った資料になります。



学生生協が作成した資料に中国語の書き込みを入れました。
このひと手間かけることで、中国側の理解度も格段に上がったようです。
その結果、講演も充実したものとなり、好評でした。

『どのような過程を経たか?』を知ることは重要

そんなこんなでしたが、今では報告書など書類はパソコンで作るようになりました。もっとも、やっていることの本質は昔の手書き&切り貼りしていた時代とも何ら変わりません。今はパソコン上で昔と同じことをやっているに過ぎません。
そこで昔はどうやっていたか?の過程をしっかり見ておくことで、今のバーチャル的な作業をいきなりパソコンでやるにしても、しっくり来るのではないか?と思います。
今後も『大人の絵日記』を書き続けることになりそうです。

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辻村豊
専門家

辻村豊(技術コンサルタント)

合同会社 播羊化学研究所

原料や素材の研究開発、製造工程、PRなどに関するお困りごとをサポート致します。専用の実験室で実証実験や試作も可能です。技術系社員の育成、技術承継のご相談なども承ります。博士(工学、1997年大阪大学)

辻村豊プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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