継続保有で時間と相場を味方につけよう

森岡寛将

森岡寛将

テーマ:資産運用の基本

お客さまにお伝えしたいこと

  • 株式市場は長期間で着実に成長している
  • 下落した際でも継続して保有することが有効
  • 大きな上昇は大幅な下落後に出現、そのタイミングを事前に予測するのは困難

 株式市場は、大きな下落を経験した際も、時間が掛かることはあったものの、着実に回復して成長を続けています。
 米国の株式市場は1990年代より着実に成長を続けており、日本の株式市場も1990年代のバブル崩壊後は長きにわたって低迷していましたが、2020年代にマイナスを取り戻してプラスに転じています。
 下落した際には、感情的に市場に対する不安から売却する誘惑にかられるかもしれませんが、土台となる企業や国の経済活動などから下落の背景を冷静に見極めて、保有を継続することが長期で見て有効になります。


 また、1990年以降の株式市場において、1日騰落率の上位はリーマンショックやコロナ危機などで大幅な下落を経験した後に出現しています。
 大幅な下落後に上昇する機会を逃した場合、長期での運用成果が大きく劣化しています。過去の事例をみてもこのタイミングを事前に予測するのは困難であることから、下落局面においても保有を継続して大幅上昇時の恩恵を受けることが重要であることが分かります。
 このように継続保有することで時間と相場の動きを味方につけることを心掛けてみては如何でしょうか。




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森岡寛将
専門家

森岡寛将(最高運用責任者)

株式会社アンバー・アセット・マネジメント

「顔が見える運用」「家族に勧められる商品・サービス」をコンセプトに、顧客本位の資産運用サービスを提供。運用現場からバックオフィス業務まで豊富な経験を有する最高運用責任者より役立つ情報発信に注力。

森岡寛将プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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