『残業』は評価ではなく感謝の風土で

沢田寿晴

沢田寿晴



WORKidの沢田です(^^)

2024年度より
ドクター
運送ドライバー
建設業

等の方々に対して
残業制限が課される
こととなりました

他の職種については
数年前に先んじて
取り組まれていること
でしたが

影響の大きい業界である
上記の3職種のような
方々は暫定的に今まで
据え置きされてきました

それが
2024年4月1日より
他の職種と同様に
時間外に制限が設けられる
事となったのです

実際、先日お見舞いに
病院へいくと
このようなお知らせが



労働時間の規制による
影響は小さくないです

ただ、この状態を
見た時にやはり

残業というものの
見方そのものを

変えていかないと
いけないという
事です

私自身は
サラリーマン時代に
毎月400時間程度
働いていたので

月換算
230時間程度の
残業をしていました(;^_^

この時代(1990年代後半)は
残業するのが当たり前
という風潮の強い世界でした
新卒の私も
「そんなものかな?」
くらいで働いて
いたので、特段大きな
不満もなく働いて
いました

そして店舗での
働きが認められて
2年目で店長に
させていただきました。

この店長になった要素に
時間外労働を惜しまず
働いた

という事実は大きく関与
していたのだと感じます

つまりこの時代は

残業している=仕事を頑張っている


の色が強いのです

この環境下で過ごした
経験がある方々は
当然今の価値観の中にも

残業をする=評価される


が残っています

私も結構残っていました(;^_^

ただ、現在の30代
以下の方々に
この価値観をお持ちの
方は少ないということを
経営管理者
リーダーの方々は
特に自覚する必要が
あるのです

よく考えてみましょう

同じ仕事をしていて

定時で退勤する人

残業して退勤する人

どちらが評価されますか?

本来は定時で退勤する
人ですよね
生産性が高いということ
ですから

当然ながら
何か緊急の事態が
発生したときに
残業してもらう
ことは有難いこと
です

そんな時でも
定時で帰る人が
いればそれは
指導です

なので残業というものは
基本的に『感謝』をすること

『評価』にはしない

ということですね

『評価』にしてしまうと
残るのが当たり前の
社内風土が出来上がります

そういう会社を目指す!

ということであれば
止めませんが

残業ありきの会社風土に
これからの20代の
人財が集まるとは
私は思えません

なので価値観の
違いを認めて

残業は感謝する風土
評価には入れない風土

創りをすることが

これからの会社には
特に求められる
ことの一つであると
思うわけです!

特に
昭和生まれの皆さん

不適切にもほどがある!

ではないですが

熱量=残業時間

の価値観よりも

熱量=出てきた成果

に焦点を当てて
人事管理を
していきましょう!

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沢田寿晴
専門家

沢田寿晴(特定社会保険労務士)

社会保険労務士法人WORKid(グループ会社:合同会社WORKid Next)

社労士とコンサルのノウハウで、顧客が本業に注力できる環境や、スタッフが継続的に成長する環境を創り、DX化(勤怠システムの導入など)で業務の効率化を支援します。人間力向上研修や、個の強み研修なども実施。

沢田寿晴プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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