人の評価ができる人・できない人 2

沢田寿晴

沢田寿晴


WORKidの沢田です(^^)

昨日に引き続き
評価というテーマで
書いてみます

評価をする際
上達していく人のポイントは

評価者なりの根拠ある
評価ができていること

になります

個人的に評価面談を実施
していて思うのは
評価基準に対する
『完全一致はあり得ない』
ということです

仕事の姿勢を問う
情意評価については
特にその傾向が強いです

どういうことかと
言いますと

評価制度で次のような協調性の
基準を創ったとします



業務終了時には周囲の
チームメンバーに対して
「なんかやる事ありますか?」
「できることありますか?」
などと、声がけをしている


こうなった時に
この言葉とズバリでなければ◎をつけない人
似たような言葉であれば◎をつける人
声を掛けるだけで◎をつける人

さまざまかと思います
なので完全一致させるというのは
考えない方が良いのです

とはいえ会社としての評価であり
賃金につながるわけですから

一定程度の一致をさせていく
必要性があります
私の中では8割~9割程度の
一致になります

8割~9割程度の一致をするために
必要なのが根拠ある評価

となります

根拠があるからつけた評価の
説明ができますし、ズレがあれば
修正しやすいです
逆に根拠が無いと
いつまでたっても何となく
の評価であり

相手の成長につながらず
むしろ
不満につながるでしょう

例えば先ほどの協調性で言うと

「協調性の部分で○○さんを
 △にしたのは、○○さんが
 帰り際に特定の人には
 声がけしているけど、
 他の人にはしているかな?
 この部分が私からは
 見えていないので
 チームとして行っている以上
 全体に対する声掛けを
 意識してやってもらえると
 ○になることができるのでは
 ないかな?」

まあ、こんな感じです

とかく根拠は明確に
Iメッセージで
伝えましょう!

後は日々の関わり合い
観ていないのに上記のことを
行っても説得力ゼロです
日々の関わり合いが
あることで

上記の助言も活きてくるのです

自分が根拠なく評価されたら
嫌ですよね(^^;

ならばしっかり根拠をもって
評価しましょう

間違えていれば修正すれば
よいのです

そうやって上司も評価者として
成長していくのです!!

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

沢田寿晴
専門家

沢田寿晴(特定社会保険労務士)

社会保険労務士法人WORKid(グループ会社:合同会社WORKid Next)

社労士とコンサルのノウハウで、顧客が本業に注力できる環境や、スタッフが継続的に成長する環境を創り、DX化(勤怠システムの導入など)で業務の効率化を支援します。人間力向上研修や、個の強み研修なども実施。

沢田寿晴プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

企業も人も元気にする“人”に関する課題改善を目指すプロ

沢田寿晴プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼