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佐々木毅プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

水槽屋なのに、水槽を見ていなかった理由。

佐々木毅

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テーマ:選ぶ基準

水景の仕事をしていると、

「魚は何を入れるんですか?」

「どんなレイアウトになりますか?」

と聞かれることがあります。

もちろん、それも仕事の一部です。

でも、16年続けてきて、ようやく自分が何を基準に仕事をしていたのか分かりました。

私は、水槽を見ているのではありませんでした。

その空間に来る人の中で、一番負荷がかかっている人を見ていました。

産婦人科なら妊婦さん。

歯科医院なら治療を受ける方。

高齢者施設なら利用者さん。

私は、その人を基準に空間を整えていました。

すると不思議なことに、

空間全体も自然と整っていきます。

以前の私は、

「違和感を削ること」が仕事だと思っていました。

今振り返ると、それは結果でした。

本当に行っていたのは、

一番負荷のかかっている人を基準に環境を整えること。

その結果として、違和感が減り、空間全体が成立していたのです。

魚を見続けていたつもりでした。

最後に見えてきたのは、人でした。

そして、人を見続けていたら、

最後に見えてきたのは、自分でした。

水景を掘っていたつもりが、

気付けば、自分を掘っていました。

だから今は、

水景を作っているという感覚よりも、

その空間に来る人の中で、一番負荷がかかっている人が、自然な状態で過ごせる条件を整えている。

水槽を見ていなかったのは、

水槽より先に、その空間で一番負荷のかかっている人を見ていたからです。


※私のコラム群は一度読んで終わることを前提に書いていません。伝わりにくいと感じた方は、AIにこの文章を貼り付けて「この人は何を伝えようとしているのですか?」と聞いてみてください。


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