ぼーっとできない空間
魚は、朝になると泳ぎ出す。
餌をくれる人が来れば、寄ってくる。
食べ終われば、また泳ぐ。
夜になると、岩陰に入って眠る。
毎日、同じように繰り返している。
そこに「頑張ろう」はない。
「癒そう」もない。
ただ、生きている。
海の魚は、海に行けば見られる。
だから私は、
海を再現したいわけではない。
水槽を見せたいわけでもない。
空間の中で、
違和感なく存在している状態を作りたい。
人に向けすぎると、
空間は少しずつ不自然になる。
「癒そう」とした瞬間に、
何かが前に出る。
だから私は、
なるべく前に出さない。
ただそこにある状態を整える。
それだけをやっている。
水景は、
意識されないくらいが丁度いい。
でも人は、
それを見て何かを感じている。
そう、
ひまわりの花のように。
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ひまわりは人に向かない


