あなたは、魚を見ている側でしょうか。
子どもの吹奏楽コンクールへ行ってきました。
子どもの学校の演奏まで一時間ほどあったので、
他の学校の演奏も聴いていました。
地区大会なので、
学校によって演奏の練度にもさまざまな差があります。
その時、
不思議だなと思ったことがあります。
どの学校も、
楽譜通りに演奏しているのだと思います。
これって、
カラオケの採点なら、
どの学校も100点近くになるのでしょうか。
でも、
受ける印象は、
まるで違いました。
長男が中学生の時、
全国大会で全国の学校の演奏を聴く機会がありました。
その中でも、
今でも忘れられない演奏があります。
何十人も演奏しているのに、
一つの音楽を聴いているようでした。
音程も、
リズムも、
きっと高い精度で揃っていたのだと思います。
でも、
心を動かされた理由は、
それだけではなかったように思います。
採点は、
間違っているわけではありません。
音程やリズムなど、
測れるものを正しく評価しているのでしょう。
ただ、
100点に近づいてから初めて見えてくる
「上手い」と「下手」があるのかもしれません。
私たちが心を動かされるものは、
採点できるものだけではないのでしょう。
だから今でも考えています。
人は、何を「上手い」と感じているのでしょう。
そして私は、
自分の仕事にも同じようなことを考えながら、
探究し続けています。
吹奏楽イメージ画


