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住宅を建てる前の問題なの・・?

2022年10月12日 公開 / 2022年10月13日更新

テーマ:地鎮祭

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 注文住宅

こんにちは。
グッドコムの松井です。
今日のコラムは、「聞けないことはないんだけど・・。誰に聞けばいいのか?」っていう、ライトな質問にお答えしたいと思います。

「家を建てたいっ!」と思って、弊社でも準備を進めていく上で必ず出てくる質問です。最近はどちらかというと施主様よりも、親御さん等の年上の親族から言われてしまう事です。

「地鎮祭って必要かなぁ?」「やった方がいいのですか?」「じいちゃんが、いつ地鎮祭だ?って聞かれて」・・・。

まず初めに、そもそも地鎮祭って?何?・・・と言うことで、簡単にご説明しますね。

【地鎮祭】
(じちんさい、とこしずめのまつり)とは、土木工事や建築などで工事を始める前に行う、その土地の守護神(鎮守神)を祀り、土地を利用させてもらうことの許しを得る。これには神式と仏式がある。一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもある。(出典:Wikipedia)

・・と言う事ですが、結論?どうなの?
弊社の感覚ですが、数年前(5,6年前)は弊社の場合約7割位の施主様が執り行っておりましたが、ここ最近では地鎮祭の執り行いは約3割程度と感じます。原因は①「費用の問題」、②「簡素化」、③「施主様の年齢層の変化」が起因していると思います。

①については、建築施工業者が神社等への手配料を上乗せすることにより、地鎮祭費用が割高になり、余計な費用がかかること。
②については、現代人の生き方に通じるものがあり、全ての物事を効率良くしたい。←この考えが浸透しているので「必ず必要なもの」には費用をかけるが、そうでないもの(不透明なもの)には費用をかけない流れ。
③施主様の年齢層は、ここ数年で劇的に低年齢化しています。
今の金融機関住宅ローンも、昔みたいに「自己資金を何割か出して欲しい」なども無く100%融資の時代になったため、若い方が早いうちに、マイホームを持てる時代になりました。←(弊社でも、一番若い施主様の年齢は24歳でした)若い方は、毎日毎日、神棚に拝みませんよね!!
地鎮祭だって・・・そりゃ~やらないですよ!!

【私の考え】
地鎮祭は前述した通り、「とこしずめのまつり」との意味合いから、工事業者の安全祈願が強いと思います。
 実際、建売住宅の場合には、ほとんど地鎮祭などは行っていないのに、建売住宅を購入し→入居し→不幸な事がたくさん起こって・・・などと言うことは聞いたことがありません。
 私は施主様が地鎮祭で悩まれた時には、「地鎮祭の費用を出すくらいなら、花でも買って、先祖のお墓参りにきちんと行って、先祖に「この度、〇〇に新居を構えて、住むことになったよ」等々に行くようにすすめています。
今の自分があるのはご先祖さんがいたからでしょ?・・と、昭和生まれは諭しています。

この記事を書いたプロ

松井正利

土地探しとデザイン性に優れたローコスト注文住宅のプロ

松井正利(有限会社グッドコム)

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