【いつまで?】マイナポイント第二弾は申請するだけで15,000ポイントもらえる?

吉井徹

吉井徹

テーマ:その他

マイナポイント
参照:マイナポイント事業(総務省)https://mynumbercard.point.sou

マイナンバーカード持ってますか?
普及率がやっと50%を超えたというニュースがありました。
総務省は2022年度末までにほぼ全ての国民に普及させるとの方針を掲げています。

そうは言ってもマイナンバーカードを作るのは任意です。
持つことのメリット、持たないことのデメリットがなければなかなか増えません。
いくら無料で作れると言っても申請がめんどくさいと考える人が多いからです。

そこで1つの手段として「マイナンバーカードを作れば最大2万円分のポイントをあげますよ!」という『マイナポイント』キャンペーンを展開しているわけです。

ということで今回のテーマは
「マイナポイントはいつまで?第二弾は申請するだけで15,000ポイントもらえる?」
です。

このコラムを読めば、実際に私が申請した方法がわかります。またいくつかの疑問についてもお答えします。

結論を先に言ってしまうと
「申請は難しくなく、申請から1ヶ月弱で15,000円分のポイントを受け取ることができた!」
「カード申請は9月末まで、ポイント申請は2023年2月末まで!」
です。


まずはポイント以外のメリットを確認


いいね

マイナポイントの申請方法のまえに、マイナンバーカードを所有するメリットを確認しましょう。

ざっとあげると

  1. 運転免許がない人は本人確認書類として使える
  2. 
保険証として利用できるように

  3. 2025年3月には免許証と一本化へ

  4. 各種証明書がコンビニで取得できる
  5. 
行政手続きがオンラインでできる
  6. e-Taxがしやすい



マイナンバーカードを所有している私としては④と⑥が便利だと感じています。
コンビニで住民票や印鑑証明が簡単に入手できたり、確定申告をするためにスマホでマイナンバーカードを読み取ればe-Tax(電子申請)が簡単です。

ただ現状でマイナンバーカードは持っていなくても困らない人がほとんどでしょう。
しかしこれからマイナンバーカードでできることが増えて、持っていたほうが便利なカードになります。
言い換えれば持っていないと不便になってくるでしょう。

そうは言っても毎日忙しい人が、わざわざマイナンバーカードを作るのはめんどくさいと考えます。

そこで冒頭にあるように、総務省は2022年度末までにほぼ全ての国民に普及させるために
「マイナンバーカード作って申請すれば最大2万円分のポイントあげますよ!」
というエサをぶら下げたわけです。

マイナポイント事業(総務省)

マイナポイントとは

マイナポイントは3つの施策に分かれています。

施策1 マイナンバーカードの新規取得
最大5,000円分のポイント

マイナンバーカードを新たに取得し、マイナポイントの申込み後、20,000円までのチャージまたはお買い物をすると、ご利用金額の25%のマイナポイント(上限5,000円分)を受け取ることができます。


施策2 マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込み
7,500円分のポイント

お持ちのマイナンバーカードを、健康保険証として利用できるよう申込み、マイナポイントの申込みをするとマイナポイントを受け取ることができます。


施策3 公金受取口座の登録
7,500円分のポイント

ご自身の預貯金口座を国(デジタル庁)に登録し、マイナポイントの申込みをするとマイナポイントを受け取ることができます。


3つ合わせて最大2万円分のマイナポイントがもらえます。

施策1はマイナポイント第一弾で行われたもので、現在も受付中です。
第一弾に申し込んですでに5,000円分のポイントを受け取っている人は重複して取得はできません。

私は第一弾の5,000円分ポイントを既に受け取っていたので、今回は
・マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込み(7,500円分のポイント)
・公金受取口座の登録(7,500円分のポイント)
合計15,000円分のポイントを取得するために申請しました。

[[【マイナポイント】Suicaにチャージしてマイナポイントを獲 https://yoshii.info/2020/10/26/【マイナポイント】suicaにチャージしてマイナポイ.html]]

[[【マイナポイント】5,000円分×家族全員分を獲得可能!だけ https://yoshii.info/2020/07/31/【マイナポイント】5000円分x家族全員分を獲得可能.html]]

スマホとアプリで簡単申請

私はiPhone11でアプリを使って申請しました。
すでに第一弾ポイントは獲得しているので、申請はスムーズです。

よっぽど古い、または特殊なスマホでなければ、マイナンバーカードを読み取ることが可能なはずです。
マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧


アプリ
これらのアプリを入れておきましょう。

・『マイナポイント』を立ち上げて『申込む』をタップ
申し込み

・マイナンバーカードの上にiPhone(スマホ)を乗せる
※うまく行かない場合は『機種ごとの読み取り位置』をタップして確認してみましょう
※暗証番号の入力が必要です。3回連続で間違えるとロックされてしまい、解除のためには市区町村窓口で手続きがいるので要注意
カード読み込み

・キャンペーンを選択する

キャンペーンを選択
私の場合はすでに第一弾マイナポイントを受け取っているので『健康保険証としての利用申込み』『公金受取口座の登録』を選択します。

・受け取り方を確認する

受け取り方を確認
私は第一弾でSuicaチャージでJREポイントを受け取る方法を選んだので、今回も自動的に同じ方法になります。


・決済サービスの情報を入力する(確認)

決済サービスの情報
前回情報が記憶されていて、新たに入力する必要がありませんでした。


・公金受取口座を登録する

公金受取口座を登録
私の場合、健康保険証としての利用申込みはマイナポイント第二弾が始まるよりも前にしていました。
公金受取口座の登録をしていなかったので、マイナポータルの画面に飛びます。

口座情報登録(マイナポータル)

公金受取口座を登録してください

公金受取口座の登録について
公金受取口座を登録する目的は、給付金などが受け取れる場合に、わざわざ通帳の写しなどを準備する必要がなくスピーディな処理を可能にするためです。


口座情報の登録完了
メインで使っている銀行口座を登録するのが良いでしょう。
簡単に登録できるはずです。


申込状況
直後に申込状況を確認すると、公金受取口座の登録がまだ処理されていません。
1日程かかる場合があると書かれていますね。

ポイント付与まで1ヶ月程度

私は7/25にマイナポイント第二弾を申請して8/18にはJREポイントとして15,000円分受け取ることができました。

JREポイント

JREポイントは1ポイント1円でSuicaチャージできるので、Suicaが使えるお店でお買い物することも可能です。
もちろん電車やバスなどの運賃支払に利用してもOKです。

よくある疑問

「第二弾が始まる前に健康保険証としての利用申込みしてしまった」

大丈夫です。私もそうでしたが、すでに申し込んでいる人もマイナポイントを受け取ることが可能です。

「買い物したりチャージしないとポイントがもらえない?」

第二弾の健康保険証としての利用申込み、公金受取口座の登録は買い物やチャージは必要ありません。
手続きをすればいいのでハードルは低いでしょう。

「個人情報の漏洩が心配」

確かにマイナンバーカードには様々な個人情報が含まれています。個人情報の漏洩を心配する気持ちもわかりますが、これからは持っていなければどんどん不便に感じる場面が増えるはずです。

「口座登録とか金融資産が把握されるのが嫌だ」

証券口座などもマイナンバーカードと紐付けするよう求められています。
政府に資産状況を把握されて税金の支払いが増えるのでは?と心配かもしれません。しかし脱税しているわけでなければ怯えることはありません。ごく普通に暮らしている人は心配無用です。

まとめ

マイナポイント第二弾の申請はスマホとアプリで簡単にできます。
私の場合、1ヶ月弱で15,000分のポイントを受け取ることができました。
アプリの指示通りにすすめるだけなので、迷う点も少ないはずです。

まだマイナンバーカードを持っていない人はまずは交付申請しましょう。スマホで簡単に申請できますし、日本全国にマイナポイント手続スポットがあります。
郵便局などが申請サポートしています。
マイナポイント手続きスポット(総務省)

すでにマイナンバーカードを持っているし第一弾マイナポイントはもらった人なら、このコラムを参考に第二弾を申請してポイントをもらいましょう。

スマホの操作が苦手な両親などが申請していなかったら、ぜひ手伝ってあげましょう。
マイナンバーカード申請は9月末までなので、まだの人はお早めに!
ポイント申請は2023年2月末までです。

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吉井徹
専門家

吉井徹(ファイナンシャルプランナー)

YOC

会社財務と経営者の個人資産を両輪で考え、企業の発展と理想の人生をかなえるお金の仕組みづくりをサポートする「法人顧問FPサービス」を提供。中小企業オーナー経営者のお金の悩みに寄り添い、解消へと導きます。

吉井徹プロは中国新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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