iDeCo、NISA、積立投資はいつから始めるべき？

2020年11月25日公開 / 2021年3月12日更新

テーマ：投資・資産形成

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード： NISA 、 iDeCo 、投資信託

将来に備えて投資デビューしたい、でもいつから始める？

若い世代の方は
「まだ収入も貯蓄も少ないし、余裕ができたら投資を始めたいな」
と思っているかもしれません。
また株高のニュースが続いているので
「今は高いから近いうちにドーンと下っちゃうんじゃない？」
と始めることをためらっているかもしれませんね。

私としては
「あれこれ考えすぎずに少額からでもすぐに始めてみよう！」
とアドバイスします。

タイミングを待っているといつまでも始められない

今が高すぎるんじゃないか、というのは過去の数字をみて感じていることでしょう。
でも10年経つと、今日の数字の2倍になっているかもしれません。
逆に半分になっているかもしれません。
では〇〇ショックのような事が起こったら喜んで投資を始められるかと言うと
「もっと下ってしまうんじゃないか」
と心配になります。
人間の心理ってそんなもんなんです。

安く買って高く売るのが投資と思っているかもしれませんね。
それは投資ではなく投機です。
投機（トレード）は多くのプロがいる中で、素人同然のあなたが勝てる確率はわずかしかありません。
それに仕事をしていても値動きが気になって手につかなくなる心配があります。
投資の基本は長期・分散・積立です。
時間を味方につけてゆっくり資産を育てていきます。

毎月定額で積立投資をすることで、高いときは少し、安いときはたくさん買うことができます。

iDeCoなら毎月最低5,000円から
つみたてNISAであればネット証券で100円から
積み立てることができます。
つみたてNISAの商品ラインナップであれば、とんでもない失敗をするようなものはありません。

余裕ができてから、と言って先延ばしするよりも
少額からでも始めて値動きになれましょう。
なれてきたらすぐに使う予定のないお金でリスクをコントロールしながら投資していきます。
目標は手取り収入の20％くらいを投資に回すことです。
ただムリは禁物です。

投機と違って1年や2年で大きくお金が増えることはありません。
地味でつまらないと思うかもしれませんが、時間を味方にしてゆっくり大きく資産を形成する。
それが本来の投資なのです。