なぜ、「幸せを運ぶ婚約・結婚指輪」なのか?
先日、異業種の方々との勉強会に参加したのですが、その時の講師だったあるライターさんが「以前、カラオケに行ったら翌日指輪が取れなくなって、酔ってるのかな?と思ったら指輪が曲がってたんですよ!びっくりしました。」とおっしゃいました。
私が「意外によくあることなんですよ」と申し上げると、驚くとともに妙に納得されたご様子でした。
なぜカラオケで指輪が曲がるのでしょうか?
歌うだけで?
そうではありません。
カラオケといえば、盛り上がると他の方が歌っている時に、タンバリンを叩いたり、テーブルを叩くなどして、リズムをとる方が多くいらっしゃいます。お酒が入るとなおさら叩く手にも力が入ります。タンバリンの金属部分や大理石や金属、ガラスのテーブルなど硬いものに何度もぶつけられると、指輪が曲がることがあるのです。とくに既成のファッションリングなどだと思いのほか簡単に曲がります。少しの曲がりだと気付かない方もいらっしゃいますが、指輪をよ~く見ると真ん丸でなくなっている場合もあります。雪平鍋のようにでこぼこになった指輪を持ち込まれる方もいらっしゃいます。
当店で婚約指輪や結婚指輪をお作りするときは、しっかりとした作りにしているので、既製品のファッションリング等に比べるとかなり強度は高くなっていますが、それでも鋼鉄製のようにはなりません。以下のケースは注意が必要です。
・引っ越しや模様替えなどベッドやタンスといった重くて堅い物を持ちあげる場合
・建築資材などの非常に重い物を持ち運ぶ場合
・職人さんなど硬い工具などで指輪に強い負荷のかかる作業を行う場合
・指輪に大きな力が加わる可能性のあるスポーツをする時(左利きの方でボウリングで曲がったという方もいらっしゃいました。)
など、指輪に硬いものなどが強く当たる場合は外すなど対応が必要です。
日常生活であまり神経質になる必要はありませんが、指輪が曲がることがあること、そして上記のような時は注意を要するということを意識されるだけでもずいぶん違うと思います。
もちろんゆがんだり破損したりしても修理はできますので、ご安心ください。