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コラム

『中小企業の財務指針について』 …日頃から銀行とコミュニケーションをとりましょう。

2023年1月25日

テーマ:銀行融資・補助金

コラムカテゴリ:ビジネス

中小企業の財務指針は「融資は借りられる時に借りられるだけ
借りておく」そして「キャッシュポジションを高くとる」こと
が最善だと考えています。

融資は借りられる時に借りられるだけ借りておく方が良い理由
は、小さな会社はいつでも銀行から融資を受けられる訳ではな
いからです。今日銀行が借してくれると言っても、半年後も同
様に貸してくれる保証はありません。銀行が貸してくれると言
っているうちに借りておくことが大切です。

次にキャッシュポジションを高くした方が良い理由は、「キャ
ッシュが切れない限り倒産することはない」「キャッシュに余
裕があれば不測の事態が起きても落ち着いて対処できる」「キ
ャッシュがあれば千載一遇のビジネスチャンスを逃さない」た
めです。たとえキャッシュの中身が借入だったとしても、キャ
ッシュをたくさん持っている方が倒産の確率は下がります。

借入を嫌う経営者も多いですが、そこには、困った時だけ銀行
に頼ればよいという錯覚があります。銀行はこちらの都合で融
資をしてくれませんので、ピンチに陥った時に融資を頼みにい
くのではなく、調子が良い時に最大限融資を受けておいて、ピ
ンチに陥ったら返済を待ってもらうのが一番確実な方法です。

借入を活用して手元キャッシュを厚くすることの重要性にご賛
同いただけたならば、次は、どうすれば銀行から最大限の融資
を受けられるかという課題に気づかれたと思います。銀行から
最大限の融資を受ける方法はテクニカルではありません。融資
の提案を積極的に持ってきてもらえる関係を地道に構築するこ
とです。

具体的には、毎月試算表や資金繰り表を作成し、定期的に銀行
に提出することが最低限必要です。多くの中小企業は困った時
(お金を借りたい時)にしか財務諸表を提出しませんので銀行
との関係は深まりません。試算表や資金繰り表は銀行との関係
を深めることができるコミュニケーションツールです。試算表
や資金繰り表を提出したいと言えば銀行は必ず時間を取ってく
れます。日頃から銀行とコミュニケーションをとることを心が
けましょう。

○金融機関対応に関するご相談は、銀行融資プランナー協会
 正会員事務所にて承っております。お気軽にご相談ください。

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■お問い合わせ先
【 石田雄二税理士事務所 info@kaikeisanbo.com 】

この記事を書いたプロ

石田雄二

会社設立と銀行融資のプロ

石田雄二(石田雄二税理士事務所)

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