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『新・税理士事務所が関与すると資金調達が出来る理由』

2016年4月20日

テーマ:銀行融資・補助金

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 資金調達 方法

ご自身で融資を受けに行って断られた案件でも、弊所が関与す
ることで融資を受けられたケースが多数あります。お客様は一
様に驚かれますが、不思議なことではありません。融資を受け
られる力を元々有していたのはお客様自身であり、弊社はその
ことをしっかりとご説明しただけです。そこに人脈や裏技など
ありません。

■ 融資審査上、絶対に不可欠な要件とは
融資審査を行う上で、絶対に明確にしなくてはならないポイン
トがあります。「借したお金を確実に返してもらえるかどうか」
です。いくら審査部長と親しくても、この点を理論的に説明で
きなければ融資を受けることはできません。

インターネット上には「赤字でも融資を受けられた!」「債務
超過でも融資を受けられた!」などの表現が氾濫しています。
本来は融資を受けられない企業が、裏技を使うことで融資を受
けられたような印象を抱かせますが、最も重要なポイントは、
赤字や債務超過ではなく、「返済できるかどうか」です。返済
できることが明確に説明できれば、赤字や債務超過であっても
普通に融資を受けることが可能です。裏技でも何でもありませ
ん。

■ 金融機関が融資を断る一番の理由は
審査のポイントはご理解いただけたと思いますが、実は、金融
機関が融資を断る一番の理由は審査に必要な情報の不足です。
「返済できる」ことを明確に説明することが難しいようです。

金融機関の主な情報源は決算書しかありません。最短でも2か
月前、最長だと1年以上も前の情報に基づいて審査をしていま
す。よって、企業側が正しい情報を適切にディスクローズでき
なければ、金融機関は実態と違った回答を出してしまいます。

■ 新・税理士事務所の役割
新・税理士事務所とは、税務+財務・金融のスキルを有した税
理士事務所です。税理士事務所は金融機関が知りたい情報を多
く持っていますが、これまでは税務のためだけにしか使われて
きませんでした。新・税理士事務所では、これらの情報を財務・
金融にも活用します。数字が表している意味を金融機関と同じ
目線で理解していますので、金融機関が欲しい情報を適切にデ
ィスクローズすることができます。また、客観的な立場で会計
数値にコミットしている点も、金融機関にとっては大きな安心
材料のようです。

「返済できる自信があるのに金融機関に融資を断られた・・・」
等、お心当たりのある方は、弊所にご相談ください。

この記事を書いたプロ

石田雄二

会社設立と銀行融資のプロ

石田雄二(石田雄二税理士事務所)

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