企業の枠を超えて広がる「健康経営」の輪――第2回 健康経営サークルでの気づきと学び
パイプが繋ぐご縁を大切に。新卒入社してから株式会社MATSUMURAの4代目社長を務めています古川です。
「健康経営」と聞くと、運動の習慣づくりや健康診断、メンタルケアを思い浮かべる方が多いかもしれません。
ところが最近、「食」の視点が抜けていたなと感じる出来事がありました。
群馬県が主催する「未来の健康を支える食戦略フォーラム2026」の開催を知ったのです。
群馬県が進める「食環境づくり」とは
このフォーラムは、群馬県が企業と連携して進めている「ぐんま元気(GENKI)な食環境づくりプロジェクト」の一環です。
群馬県民の健康寿命を延ばすため、県の栄養課題である「食塩摂取量の減少」と「バランスのいい食事の定着」に取り組むプロジェクトです。
特に印象に残ったのは、「誰もが自然に健康になれる食環境をつくる」という考え方です。
個人の意志の強さに頼るのではなく、日々の食事の中に健康につながる選択肢が当たり前にある環境を整える。
企業が果たせる役割は大きいと思いました。
健康経営と「食」はつながっている
MATSUMURAは健康経営優良法人(ネクストブライト1000)の認定を受けています。
代表の私を含め6人の健康経営アドバイザーが在籍し、県の健康アプリ「G-WALK+」もアドバイザー6名とサポーター1名で実践しています。
こうした取り組みを続けてきて実感するのは、健康は運動や検診だけでは完結しないということです。
毎日の食事は体づくりの土台であり、社員が元気に働ける状態を支えています。
健康経営を一歩進めるなら、次に向き合うべきテーマは「食」だと考えています。
開催概要
会場は中毛と東毛の2か所で、行政説明と講演は同じ内容です。
お住まいや勤務先に関わらず、どちらの会場にも参加できます。
参加は無料で、申し込みは案内チラシの二次元コードから行います。
・中毛会場:9月16日(水)14:30~16:25(受付14:00) ホテル1-2-3 前橋マーキュリー 紫辰の間(前橋市大友町)
・東毛会場:12月1日(火)14:30~16:25(受付14:00) ぐんまこどもの国児童会館 研修室(太田市長手町)
プログラムは、行政説明、高崎健康福祉大学の木村典代教授による講演「選ばれる企業になるための食環境づくり ~SHOKUプロ参画の意義と実践~」、企業による事例発表、企業交流会という流れです。
対象は、食品製造・流通事業者、外食・宿泊事業者、メディア、金融機関などです。
食品関連ではない企業にも学びがある
対象は食品関連の事業者が中心ですが、「選ばれる企業になるために」という切り口は、業種を問わず経営者にとって興味深いテーマです。
従業員の健康を大切にする姿勢は、採用や取引先からの信頼にもつながります。
他社の事例発表や交流会で、新しい気づきを得られそうです。
私は12月1日の東毛会場に参加したいと考えています。
得たことは、また社内の健康経営の取り組みに活かしていきます。
群馬から、みんなで元気な食環境をつくっていく。
その輪に、製造業の立場からも加わっていきたいです。



