ビジネスプレス発表会 動画
皆さま、こんにちは
株式会社MATSUMURAの古川仁章です。
今月16日から17日にかけて、ここ太田市を襲った激しいゲリラ豪雨は、市内の広い範囲に冠水・浸水などの甚大な被害をもたらしました。
被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
太田市はもともと地形的に冠水しやすいエリアがあるものの、今回の規模には本当に驚かされました。
私は製造業の現場からキャリアをスタートし、群馬に住んで33年になりますが、ここまでの被害は初めての経験ではないかと思います。
実際、市内では大門仲町や緑町などの土砂災害警戒区域、そして細谷町や米沢町など蛇川の氾濫リスクが高まった地域に対して「警戒レベル4・避難指示」が発令されました。
実は、私の自宅がある地域もこの警報発令エリアのすぐ近くでした。
激しい雨音とスマートフォンの警報音の中で、「もし今、避難が必要になったらどう動くべきか」と、これまでにない強い緊張感と危機感を肌で感じる夜となりました。
過去の経験値が通用しない「異常気象」の時代
今回の豪雨を経験して経営者として改めて痛感したのは、「今までの『大丈夫』は、これからの『大丈夫』ではない」という現実です。
地球温暖化に伴う気候変動により、かつては「数十年に一度」と言われていた規模の災害が、今や毎年のように日本のどこかで発生しています。
「これまでは被害がなかったから」「うちの地域は安全だから」という過去の経験則や常識は、残念ながら通用しない時代に突入しています。
これは個人の防災に限らず、企業の経営や組織を守る上でも全く同じことが言えます。
「いざという時」の行動を左右する、日頃のシミュレーション
災害という予期せぬリスクから大切な家族や従業員、そして自分自身の身を守るために、今私たちができる最も重要なことは「日頃の備えとシミュレーション」です。
ハザードマップを確認することはもちろんですが、本当に大切なのは「いざという時の避難経路を、あらかじめ具体的に覚えておくこと」です。
◎どの道が冠水しやすいのか
◎どのルートを通れば安全に避難所や避難先にたどり着けるのか
これらを頭の中で、あるいは実際に歩いてシミュレーションしておくことで、緊迫した状況下でもパニックにならず、迅速に正しい行動を起こすことが可能になります。
地域を守ること、従業員を守ること
私は「健康経営アドバイザー」として、従業員の健康や安全を守ることが、企業の持続的な成長や豊かな地域づくりに直結すると信じて活動しています。
自然災害という、人間の力ではコントロールできない脅威に対して、企業として、そして地域の一員としてどう備えるか。
今回のゲリラ豪雨は、私たちに大きな宿題を投げかけたように感じます。
当社としても、改めて従業員の皆さんが有事の際にも迷わず安全を確保できる体制づくりや、地域に貢献できる防災のあり方を見直してまいります。
まだまだ不安定な天候が続く季節です。
皆さまも今一度、ご自身やご家族の「避難経路」を確認し、安全第一でお過ごしください。


