手描きのイメージを製品化へ!使う人を想像する「提案型ものづくり」の愉しさ
株式会社MATSUMURA 代表取締役の古川仁章です。
7月20日、群馬県内はまさに今年一番の猛暑となり、いよいよ本格的な夏の到来(梅雨明け)を感じさせる一日となりました。
そんな熱気あふれる日に、弊社へ特別なゲストが訪れてくれました。
地元・群馬県立太田女子高等学校の1年生8名の生徒さんたちです。
彼女たちとは、先月始まった「総合的な探究の時間」のミーティングで出会い、これから約半年間、一つのチームとなって地域産業や企業の課題解決に一緒に取り組んでいきます。
今回は、MATSUMURAが「どんな現場で、どんな想いを持ってモノづくりをしているのか」を肌で感じてもらうため、工場見学と質疑応答の時間を設けました。
1. 現場の「当たり前」を崩してくれた、高校生たちのピュアな
工場内に入り、普段見ることのない大型の機械や、精密加工された金属部品を前にした瞬間――生徒さんたちの目がパッと輝きました。
「うわぁ、すごい…!」
その素直でピュアな歓声と、真剣に製品を見つめるキラキラした眼差し。
毎日現場に立ち、見慣れているはずの私たち社員にとって、この瞬間はハッとするような出来事でした。
「ものづくりの原点にあるワクワク感」
「生活を陰で支えている技術への誇り」
日々の業務の中で少し薄れかけていた大切な情熱を、彼女たちのリアクションが改めて思い出させてくれたのです。
また、見学後の質疑応答でも、大人顔負けの積極性で次々と鋭い質問が飛び出しました。「どうしてこの取り組みを始めたのか」「若い世代に届けるために工夫していることは何か」など、本質を突く問いの数々に、私自身もつい説明に熱が入ってしまいました。
2. 伝統的な製造業イメージの払拭と「健康経営」
かつて製造業といえば、「きつい・汚い・危険(3K)」といったネガティブなイメージが強く持たれがちでした。
しかし、私たちが目指しているのは「働く社員が健康で、楽しく、誇りを持って挑戦できる新しい製造業のカタチ」です。
事前ミーティングの際、生徒さんたちからこんな嬉しい感想をもらっていました。
・「製造業がないとスマホも車もない。生活の基盤なんだと分かり、イメージが変わった」
・「SNSやラジオ、キッチンカーの導入など、若い世代に興味を持ってもらう取り組みや健康経営が素敵」
・「『良い製品を作るには健康でいなければならない』という言葉や、社内イベントの話から、コミュニケーションと健康の大切さを学んだ」
弊社では、社員の心身の健康を守る取り組みが評価され、「健康経営優良法人(ネクストブライト1000)」の認定をいただいています。
「良い仕事、良い製品づくりは、まず社員の心と体の健康から」
社内コミュニケーションを促すイベントや日常的なヘルスケア、SNSでの情報発信などは、すべてこの理念に基づいています。高校生たちがその真意をしっかりと受け止めてくれていたことに、経営者として大きな手応えと喜びを感じました。
3. 次世代に「働く魅力」と「選択肢」を届けるために
地域産業の持続可能性を高めるためには、若い世代に企業の魅力を正しく知ってもらい、将来の選択肢を広げてもらうことが不可欠です。
今日の約2時間の見学が、彼女たちにとって今後の課題解決探究の大きなヒントになり、そしていつか将来、自分のキャリアや働く環境を考える際のひとつの「きっかけ」になってくれれば、これ以上の幸せはありません。
太田女子高校の皆さん、猛暑の中、MATSUMURAまで足を運んでくれて本当にありがとうございました!
これから半年間、地域と現場の課題解決に向けて、一緒にワクワクしながら取り組んでいきましょう。
※コラム内に掲載している取り組みや生徒様の声・写真につきましては、学校関係者様ならびに生徒・保護者様の許可とご協力をいただいた上でご紹介しております。


