麻薬/二つの脱獄(2026/10/20)
試行錯誤
その後、コロナとか拠点の引っ越しとか、いろいろあった。
とにかく大量に売れる作物を見つけることを考えていた。
皆が作らない作物や時期を調査し、試していた。
でも、なかなか大量に売れる作物は見つからなかった。
社長としての仕事
普段は、バイトと一緒になって作業をしていた。
作業が軌道に乗ってくると、とても楽しかった。
でも、社長の仕事をせねばと思い、
ビニールハウスにパソコンを持ち込んだこともあったが、
今一つ、ぴんと来なかった。
草刈りなどの作業をせずに、
会計などの伝票入力をしていた。
いま思えば、それもバイトがやるべき作業であった。
とはいえ、時間は積んだ
見当はずれなことをやってはいたが、
それも、大切なステップだったと、今は思える。
たとえ、時給850円(当時の最低賃金)の作業をしても、
それは自分の時間である。
間違いなく、自分のために積んだ時間であった。
転機
試行錯誤の結果、大根が売れた!
嬉しかったし、心に余裕が出た。
(売れたと言っても、通年の損益は赤字だったが)
すると不思議なことに、思考が変わった。
私の脳の中でドーパミンが出だした。
面白い!これは頑張れば行けるのでは?
という、脳にとって、大好物の状態になったのだ。
行動が変わる
思考が変わると行動が変わる。
教科書にも書いてある。
でも、それを体感した人は少ない。
こうなると、社長業をせねばと思わなくても、
社長業しかしたくなくなる。
草刈りなどの反復的な作業が、とても苦痛になった。
脳よ、お前は誰だ?


