最後の挑戦開始/二つの脱獄(2026/10/16)
長瀬産業を辞めた
49歳の春だった。
9月が誕生日なので、50歳まで待てば、
早期退職制度で優遇されたが、
それをも待たずに辞めた。
そして、群馬県に移住、就農・起業した。
これが私の一つ目の脱獄だ。
檻の外
以前のブログで書いた定義の通り、
檻の外は、他人の時間を買って、自分の時間を得る場所だ。
まさにその通りだった。
給料は払うものになった。
そして、当然ながら、自分への給料など払えるはずもない。
では時間はどうか?
当然ながら、自分の時間も時給800円(当時)くらいの作業に消えた。
引き篭もる
当初は、出資者が運転資金を出してくれて、
農家のパートナー、社員待遇の仲間やバイトの給料を賄った。
しかし、1年を過ぎたあたりで、その運転資金もなくなった。
農家のパートナーや社員待遇の仲間はそれ以前に去って行った。
私はこの段階で、一度、一人になりたかった。
なので、バイトにも暇(イトマ)を出して、
一人で農園に籠り、作業した。
実は、これはこれでやりたいことだった。
再開
しばらく一人でやっていた。
朝から晩まで大根の収穫・洗浄・袋詰め・出荷をした。
作業で日が暮れた。
充実はしたものの、これでは埒が明かない。
こうして漸く、主たるバイト一人を呼び戻し、
時をおかずにもう一人加わって、
私とバイト2名の体制になった。
しかし、この時はまだ私も作業者であり、
ストイックな作業が好きだった。
というか、そういう自分に酔っていた。
作業後の酒も格別だった。
脳よ、おまえは誰だ?


