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馬渕高広プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

屋根の塗装について シーラー 下塗り

馬渕高広

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テーマ:屋根塗装

次は屋根材への下塗りの工程の始まりです。
カラーベストの塗装を調べたりしていると、よく濡れ感がでるまで下塗りをすると言う言葉を目にすると思います。
でも、濡れ感って何?と思われる事が大半だと思います。このコラムでそれも説明出来ればと思っておりますので読み難い文章かもしれませんが最後まで読んで頂けると嬉しいです。

早速下記の画像を見てください
下塗り2
これは前回のコラムで使った画像なのですがカラーベストの部分が白くなっているのが分かります。

続いて下記の画像を見てください
屋根下塗り
棟板金との境が色が変わっていると思います。

屋根下塗り1
全体の色が変わりました。
下塗りの1回目が終わった所です。
弊社は刷毛とローラーをきちんと使い分けて作業しておりますので2枚目の写真の用に板金との境は色が濃くなっています。
これは、使い分ける事によりその部位だけ2回塗ったと同じ事がおきるためです。

上記の状態でも濡れ感がでているので大丈夫だと判断される場合がありますが、弊社ではNGです。もう1回塗ります。
長くなりそうですので、続きは次のコラムで書きます。

濡れ感とは、下塗りが乾いた後でも1番上の写真の用に色が白く戻らず、駐車場等が雨とかで濡れると色が変わると思うのですがその状態になっている事を濡れ感と言います。
なぜ濡れ感が大事かと言いますと、塗料とは顔料と樹脂が大半を占めています。
吸い込みが激しければ樹脂の成分等は吸いまれて顔料だけが表面に残る事になるため塗膜をきちんと形成出来ない為
どんな塗料を塗っても意味がありません
そのような事が無い様にシーラーを塗り表面までシーラーが吸い込まれると濡れ感がでてくるので、それから塗料を規定量塗る事が大事です。

次の工程はシーラー下塗り2回目

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馬渕高広
専門家

馬渕高広(職人)

馬渕塗工

代表自ら打ち合わせに出向いて現地調査を行う。すべての行程において一切下請けを使わず、自社で行うため、顧客との間に「言った」「言わない」という食い違いが生じることなく、満足度の高い仕上がりとなる。

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