突然のバッテリー上がり。その原因は
こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金修理専門工場
青いカンバンが特徴的なフルタ自動車鈑金(古田板金) 古田昌也 です。
ここ数日で朝晩が急激に寒くなりましたね。体調のには十分お気を付け下さいね。さて、朝一に非常に多いお問合せをご紹介いたします。朝仕事に出かけようと車に乗りキーをさしてエンジンをかける。
すると…「キュルキュル、キュルキュル…」「あれ?おかしいな?」もう一度キーを回してエンジンを長めにかける…
「キュリュキュリュキュル…」何度かけてもかかりません??? 「ええ!!!! なんで?なんでエンジンかからないの!?」
仕事で送迎の車を運転する事があるのですが、あさイチでエンジンがかからないのです。とのお問合せです。
早く出発しないと時間に遅れて利用者さんを待たせてしまうことになります。私はレッカー車に乗りお客様にの元へ駆けつけ
お客様のお車にキーを差し込みエンジンを掛けようとすると、キュルキュル音が鳴るだけでエンジンはなかなかかかってくれません。
こんな経験ありませんか?エンジントラブルはとても焦りますよね…しかも寒い日によく起こることらしいのですが、日常的なバッテリーの点検は目で確認する作業が中心なので、誰でも簡単に行なうことができます。
ポイントは以下の3点です。1点目として、バッテリーの外観全体を確認します。本体に割れやヒビ、ふくらみが発生していないか。6つあるキャップの通気口に白い腐食物やゴミなどが付着してふさいでいないかも見ておきましょう。
外観全体を確認したら、2点目に上部に付いている+と-の端子と、そこにつながっている取り付け金具が緩んでいないかを点検します。どちらもしっかりと固定されているのが正常な状態です。
緩んでいると正常に電気が流れず、故障や不具合の原因にもなりかねません。各部分を手で触り、軽く揺すりながら緩みがないかを確認します。緩んでいる場合は、しっかりと固定させるまでナットを締め込んでおきます。
また、端子とターミナル部分は金属なので腐食していることも考えられます。白い腐食物が付いていたり、サビが出ているときはワイヤーブラシでこすり落して接触不良がないか確認しましょう。
最後の3点目は、内部に入っているバッテリー液量の点検です。バッテリー内部のバッテリー液が正常な量であるかを、本体横についているふたつのライン、UPPER LEVEL(最高液面線)とLOWER LEVEL(最低液面線)の間にあるかで確認します(最近は確認不要のメンテナンスフリータイプのバッテリーもあります)。減っていたら、バッテリー補充液をUPPER LEVELまで補充しておきましょう。
バッテリーの点検は法律で義務付けられた日常点検項目のひとつですので、1カ月に1回は点検するようにしましょう。