働けなくなった時の備えは、万全ですか?
自転車保険など、第三者賠償責任保険に関すること
4月から新生活になり、例えば、自転車通学・通勤をされる場合もあると思います。今では、多くの自治体等で「自転車保険の加入義務化」となっておりますが、正確には【第三者に対する損害賠償の補償を備える事】に対する責任を求められるとなります。こちらについては『個人賠償責任保険(特約)』というものがありますので、それが付保されていれば、概ね対応することができ、義務化の要件を満たすと考えられます。
個人賠償責任特約は、毎月200円前後の保険料で備えができ、同居の家族を包括して補償できる手厚い内容となります。意外と、既に加入されている自動車保険に付帯されていたり、所持しているクレジットカードについているケースもございますので、新たに保険加入を検討される前に、まずは一度今の状況を確認いただくことをお勧めいたします。
保険証券の提出(通勤条件を満たすかどうか)
自動車で通学・通勤される場合、保険に加入していることを勤務先等に対して証明するため、保険証券などの提出求められる場合があります。保険証券を紛失して手元にない場合、再発行はもちろんですが、簡易的な「契約証明書」を即座に発行できる場合もあります。今週末までに提出しなければならない・・・というケースでも、なんとかなる場合がありますので、まずは担当されている保険代理店等にお問合せください。使用用途(レジャー、通勤 など)の変更も、保険期間途中でできますので、こちらも現契約が提出要件を満たしていない場合などは、保険内容の変更も含め、ご相談いただくことをお勧めいたします。
転居に伴う保険対応(住所変更なども含む)
引っ越し等で、新たに住居に保険(火災保険)を備える必要があるケースもありますね。賃貸住居の場合は、大家さんに対する「借家人賠償責任保険」の加入を求められるケースが多いですが、さきほどお伝えした「個人賠償責任保険」も一緒に備えておくことを強くお勧めいたします。例えば集合住宅等で、隣や上下の部屋に対して何らかの損害賠償責任が生じてしまった時に、こちらで対応できる可能性がございます。
また、保険に限らずですが、意外と転居に伴う住所変更を忘れてしまう場合も多いので、お忘れなきようお願いいたします。保険については、郵送で重要書類が送られてくることがたびたびございますので、大事なことになります。
他にもあると思いますが、これら3点はお問い合わせも多く、本当に大事なこととなりますので、春から生活環境が変わる方は特にご確認くださいませ。