慣れた頃に・・・
こんにちは。スタッフの牛島です。
社会保障制度のお話です。
社会保障とは、社会全体で助け合う仕組みです。
どんなときに、どんな給付を受けられるのか、知っていますか?
高額療養費
一ヶ月に支払った医療費の自己負担額が上限を超えた場合に加入している医療保険から超過分が支給される制度
医療保険は2種類あり健康保険と国民健康保険に分かれています。
健康保険であれば月収、国民健康保険であれば年収に応じて自己負担限度額が決まります。
傷病手当金
被保険者が病気やケガのために仕事を休まないといけないときに受けられる制度
繰り返し入院した場合も対象で、支給される期間は1年6ヶ月を限度としています。
1日2/3相当支給されます。自営の方は残念ながら対象ではありません。
2/3と聞くと「まぁ、もらえる」と思っていませんか?ボーナスに対しては保障はないので、年収ベースで考えるとそんなには支給はされません。
障害年金
病気やケガなどで働けなくなったり、日常生活が不自由になった場合にもらえる年金です
1級、2級、3級の障害等級に該当していることが条件で、著しい制限がある方等が対象になります。
3級までしかなく、ハードルが高いですが、範囲は広いです。
障害者手帳の等級とは別で、障害者手帳はお金をもらうわけではなく、支援サービスを利用することができます。
ガンの場合4級までが対象になり、ハードルは低いですがが範囲は狭い。ガンでも部位により対象になる、ならない、があります。
遺族年金
被保険者が死亡したときに遺族に対して支給される年金です
遺族基礎年金…子供の生活を守る為の年金
遺族厚生年金…生計を維持されていた遺族の為の年金
ひまわり生命では「ポンポンわかる!ねんきん試算」があります。
毎年誕生月送られてくる「ねんきん定期便」の写真を撮ると自分が受け取る年金のおおよそが算出できます。
将来の自分自身や遺族を助けるためにも、ざっくりとはいえねんきん定期便は非常に重要なツールなんです!
知識=選択肢を増やすことができる力
知らないと受けられない制度もあります。受け取れると思い込んでいて実は受け取れなかった。ということもあります。
これから生活していく中で社会保障制度を知るのはとても重要なことです。
高額療養費、傷病手当、障害年金、遺族年金等を見える化し足りなのであれば予め
生命保険への加入、貯蓄などで準備をする必要があります。
どういう制度があるのかを知ってもらい、今後の生活にお役立てれば嬉しいです。