地震保険
関東、北海道を中心に大きな被害を出した台風9号ですが、被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
北海道というといつも、台風が温帯低気圧になってから通るといった印象があるので今回は本当に驚いています。そして、都内や埼玉など関東地方にも大きな被害をもたらしました。特に埼玉では川が氾濫し住宅地にもたくさんの水が流れ出た映像がニュースで流れていました。
実は埼玉は一時住んでいたこともあるのですが、周りの人は結構海がない県ということもあり「水災」に関しては大丈夫という考えを持っている人が多くいたのを覚えてます。
しかし、今回のようにたくさんの雨が降ると普段は川底が見えるくらいの川でも大きな被害をもたらすということが改めてわかりました。そして私たちが住む岐阜県も埼玉と同じ海のない県。同じように水災は津波。というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、木曽川、長良川など一級河川はじめたくさんの川が流れています。普段は小さな子が水遊びできるくらい静かな川でも、どんな猛威を振るうかはわかりません。
備えは必要ですね!
ここで一つ、豆知識を。。
車が水没して中に閉じ込められた時の脱出法!
川や池に車ごと落ちてしまったり、地下道が水没していて立往生してしまった時の対処法として頭の片隅にでも入れておいてください。
実は車が水没すると約3秒でエンジン停止します。半分くらい水没すると水圧でドアが開かなくなります。そして約20秒で電気系統も使用不可。パワーウィンドウも降りなくなります。
もう、迷わずドアの窓を割って脱出しましょう。ここで注意はフロントガラスではなく、ドアの窓ガラスを割りましょう!
フロントガラスは、ひびが入っても割れません。
ドアガラスはハンマーなどがあれば道具で割ることも可能ですが、あまり車内に常備してないですよね。
そんな時にはヘッドレストを使いましょう。座席のヘッドレストを抜き取り、窓とドアの隙間に入れて強く手前に引いて窓を割ることもできます。
天井まで水没すれば水圧が同じになりドアも開きますが高齢者や、子供が同乗しているとパニックになりますよね。
災害時は瞬時の判断が大切になると思います。少しでもお役に立てれば幸いです。