一周忌に思う
私たちは身体が一つですから、自分しか体験できません。
自分から見た世界と同じ世界を誰もが、同じように見えているように思ってしまいますが、実は、一人一人が違うように、見えている世界も一人一人違います。
よく十人十色と言われますが、見えている世界も同じで十人十色です。
目の前に起きる出来事に私たちは、五感を通して情報をえて、これまでの体験経験から身につけた価値観で判断し、反応します。
つまり、自分が作り上げた価値観で自分の世界を自分が作っている事になります。(価値観の中には、受け継いでいるものもあると思いますが。)
課題があれば、その課題解決に向かいますが、一人で解決できなければ、他者を巻き込む事になります。
課題が大きければ大きいほど、多くの人を巻き込む事になります。
自分の影響力が及ぶ範囲で、影響を及ぼす事になります。
自分の世界では、よいことであっても、他者の世界にとって、よいかどうかは、別です。
その私の世界で、
何十年と風邪を引いたことのない私が風邪を引くことは、なかなか考えられないことでした。
自分では、全く身体に負担をかけてきたとは思っていませんでしたが、願いの実現のために全力を尽くして取り組んできた事が、実現できず、かなり大きなショックを受けたことは事実です。
ショックはありましたが、多くの学びをえて、充実感を感じていたので、気持ちの上では、それほどダメージを受けてはいませんでした。