影響力を考える

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

昨日は、上機嫌だったのに、今日は不機嫌。
 「天気のせいかな?」
と思う程、感情の起伏が激しい人がいます。

 やる気のある時は、すごくエネルギーをもらい、こちらの動きも良くなります。落ち込んでいる時は、心配になってしまい、エネルギーを吸い取られていくように感じます。

 そばにいると、気疲れしてしまいます。

 物静かで口数も少なく、落ち着いた対応する人のそばにいると、エネルギーのやり取りは少ないのですが、こちらも落ち着き、穏やかな気分で過ごす事ができます。

このように、私たちは、他者の影響を受けながら生きています。

 影響を受けているということは、相手にも「影響を与えている」のが、私たちだということになります。

 責任を問われる事(子育てや仕事など)については、かなり影響力を発揮しようと思いますが、日常生活では、この「他者に与える影響力」を考えて発言したり、行動したりしているかと問われと、なかなかそこまで考えることが少ないように思います。

 責任がある時には、意思が働いているので、無意識のうちに影響力を意識しているのだろうと思います。
 
 日常生活では、刺激に反応している事が多いので、感情が全面に出てしまいます。
 気性の激しい人と穏やかな人では、その反応が、違ってきます。

 責任のない日常生活の方が、もしかすると、人に大きな影響をあたえているかもしれません。


「どんな自分でありたいのか。」

 日々問い続けない限り、いつもの自分が、周りの人に影響を与え続けている事になります。

 責任を意識することの少ない日常生活にかける時間の長さや影響力を考えると、こちらの方の生き方を大切にしたくなりました。

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須田敏男
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須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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