「徳」を磨く
藤井聡太八冠が、名人戦第一局で、奇跡の大逆転で勝利しました。
終盤途中まで、中継を見ていましたが、評価値が、30%になったところで、私は、「今回は、勝利は難しそうだな。」と思い、負ける姿を見たくなくて、視聴をやめ、結果を楽しみにすることにしました。
翌日に確認すると、逆転勝利とあり、改めて藤井八冠の凄さに驚くと同時に、勝つことへのこだわりの強さに圧倒されました。
最後まで諦めない藤井八冠から気づく事が沢山あります。
逃げたくなる自分
・1つのことに集中できる時間は、人によって異なると思います。
「ここまではがんばろう。」とゴールを決めて頑張ることはできても、いつまで続くかわからないと思うと、逃げたくなる自分がいます。
成し遂げたい気持ちはあっても、無理だと決めてしまいます。
そして、その無理な理由を考え始めます。
・他にしたい事がある。
・それに見合う能力がない。
・時間がない。
など、次から次へと無理な理由が浮かんできます。
逃げる準備が出来上がります。
純粋に生きられない自分
・純粋に1つのことを追い続けることはとても素晴らしいことです。そして、これが大事だとわかっていても追求しきれない自分がいます。
・孤独になる感じで、不安があります。人と違う特別な自分を感じます。
・人と対立したくない思いが強く、何とか折り合いをつけようととします。
・大事な事は1つではないと邪心が働き、欲張りたくなります。
これらの自分は、過去や未来を行き来しながら生きている自分のように思います。
今を精一杯生きている藤井八冠だから、憧れるのだろうと思いました。