支えられている
一つの区切りとなる年度末のこの時期になると人の異動があり、人事に関わることが多くなります。
辞退する場合によく利用されるのが、時間やお金です。
これらは、誰もが大切なものと思っているので、これに負担があると言われると、無理は言えません。
でも、これが本当の理由ではないことはよくあることです。
本当の理由は、責任の重さや資格など自分の内側にあります。
「そんな立場に立てる私ではない。」
「適任ではない。」
「私には、荷が重過ぎる。」
「重責を負いたくない。」 など
と、思っているのではないかということです。
自分の内側を見せたくない、知られたくないと思った時に利用できるのが、自分の外にある時間やお金になるということです。
この時間やお金をNLP心理学では、ニューロロジカルの中で「環境」として扱っています。
この他に、人や状況、情報なども環境に含まれます。
言い訳する時に、
「◯◯さんが言ったから。」
「みんなが言うから。」
「時間がないから。」
「〜と決まっているから。」
「都合がつかないから。」
「時期が悪いから。」
と言う事がありますが、全て環境になります。
ここをもうひと押しして、会話を進めないと、心の中を除く事ができません。
「もし、それがクリアしていたら、いかがでしょう。」
「こんな気持ちはありませんか。」
「それが、理由ではないように思います。本当のところは、別に理由があるのでは?」
などと、心の中を探っていく事になります。
ただ、心の中を見せたくないために環境を理由にしているのですから、すんなりと話すとは限りません。
心が閉じている状態では、無理です。
心を開いてくれるように会話を進めた上で、突っ込んだ話にもっていくことになります。
日頃の関係作りがとても大事だと痛感しています。
心の中が見える日々の関係作りがとても大事だと反省しています。