甘えの功罪
「卒業まで、残り40日を切った。」
と、放課後預かっている6年生の子が、話してくれました。
どんな思いから、話したのか、想像できませんが、1年生の頃の思い出を語ってくれました。
この子との6年間が、あっという間に過ぎてしまったと胸が熱くなりました。
小学生の6年間の変化は、私たちの6年間とは比べものにならないほど、大きな変化になります。
脳の発達から考えても一人前の人格者となっていく大切な6年間のように思います。
トラブルが、次第に少なくなり、依存から自立へと成長していく姿
落ち着きが増し、じっくりと考える姿
周りへ気を配る姿
社会生活を営む上で、必要な力を身につけていった6年間のように思います。
過去を振り返ることで、今との違いが明らかになりました
また同時に、変わらないところも見つける事ができました。
毎日の生活に追われていると見落としてしまいそうなことでも、立ち止まって、じっくりと観察してみると、その子らしさが見えてきます。
そして、愛おしささえ感じます。
偶然の会話からですが、立ち止まる機会を得ることができました。
動いていると見えない事でも止まると見えてくる事があります。
この機会に他の子どもたちについても、立ち止まって見てみようと思いました。