立ち止まってみる
コロナ禍を経て、高齢化が加速している今、どの組織も存続が厳しい状況になっています。
「負担をかけたくない。」
「少しでも楽をしたい。」
「面倒な事は、やめたい。」
などと考え、事業の見直しをしようとする動きがあります。
この流れに乗ると、事業は縮小傾向になっていきます。
これでは、組織そのものが崩壊してしまいます。
それを食い止め、ここで役に立つ考えは、
「苦を友とする」
ではないかと思っています。
苦しみから逃げる事なく、苦しみを感じながら、ちょっと勇気を出して、立ち向かう自分を築きます。
乗り越えようとすると知恵が湧いてきます。
例えば、
運動を続けるのが辛い・・・運動していてよかった事はないかを探す
友を誘ったが断られた・・・誘う知恵を使う
仕事が辛い・・・・・・・・効率を上げる方法を考える
失敗を避けたい・・・・・・成功する方法を考える
など、
これらは、日頃から少なからず、誰もがしている事です。
ただ、これを「友とする」には、
「苦」=学び
と意識することが役に立ちそうです。
学びのチャンスが目の前に現れたと考えると、沈んだ気持ちを払拭して、やる気を奮い立たせてくれます。
ほんの少しの時間、立ち止まって、「このことから何が学べるのか。」を考えてみます。
ちょっといつもと違った感じ方を体験する事になります。
大きな負であれば、大きな学びを得る事ができます。
負を感じる感情の大きさがそのまま、学びの大きさになります。
一度試す価値はありそうです。