愛があれば
創業者の故ジャニー喜多川元社長の性加害問題で揺れるジャニーズ事務所が2日、記者会見が行われました。
多くの方が、今後の行く末を見守っている事と思います。
事情をよく理解していない立場ですが、記者会見での東山さんや井ノ原さんの対応を拝見しながら、誠実で真摯な姿勢を感じ、今後の対応に期待したい気持ちになりました。
お二人の姿を拝見し、私は、次の3点を学ぶ事ができました。
1、ご自身が、加害者ではないにも関わらず、自分事として、問題を捉えることの大切さ
2、社会の要求に応える柔軟さ
3、物事の本質を見極めつことの重要さ
1、について
社会的な問題になり、衆人環視の中に立たされているとはいえ、自身が加害者でなくても、被害者に寄り添って、真剣に問題解決に当たろうとしている態度は、素晴らしいと思いました。
2、について
内向きな姿勢は、誰もがもっています。大事にしたいものは、内側にある事が常ですから、仕方がありません。それを捨てて、外向きにする事は、なかなかできません。
社会が認めてくれるためには、何をすべきかという決断があったのではないかと思います。
3、について
性加害者として被害者への対応を第一に考えることからブレる事なく、視野を広げ、対応を考える姿勢が貫かれていると思いました。
社名の変更、救済の対象者の把握と対応、そして、新会社の設立など課題解決のための方策を打ち出されました。
日常生活では、このような大きな問題は起きないと考えられますが、起きた時の対応として、大事にしなければならない事を示していただいたように思います。
他人事にしないで、自分事にすること
柔軟に対応すること
本質に合っているか見極めること
これらは、問題とは関係なく生き方として大事にしたい事でもあるように思います。