生きることを学ぶ
防災訓練を行いました。コロナ禍では、できるだけ密を避けた形で行ってきたのですが、ようやく第一避難所に集まる避難訓練を実施する事ができました。
今回、スマホが利用できると仮定した避難先伝達訓練をメニューに加えました。
これはコロナ禍で生まれた訓練で、googleの機能を活用したものです。必要な情報を指定したフォームに書き込んでもらい、スプレッドシートに情報を集めます。
参加者の方に実際にデータを入力していただき、それがスプレッドシートに表示されていく様を見ていただきました。
避難の状況や災害の情報を一目できるので、災害対策本部が、災害時に必要な情報を得るよい方法の1つだと改めて思いました。
その後、班に分かれて、ご近所の方々の災害時の避難の仕方や災害弱者の確認を行い、災害時に必要な情報共有をしました。
ご近所の方と話をする機会も少なくなり、顔が見える関係を築く機会ができたことはとてもよかったと思いました。
最後にDVDで日頃の関係作りの必要性を学んでいただきました。
毎年、形を変えながら防災訓練を続けていますが、今年度は、久しぶりに集まったこともあり、参加人数が少ない感じがしました。その代わりに、家族で揃って参加される方もあり、防災訓練に対する意識の変化が見られました。
今後の防災訓練のあり方を考えるよい機会になりました。
どのような災害に見舞われるか、わからないので、様々な状況を想定して訓練をしなければなりませんが、いずれにしても参加される方々の意識が一番大事だということを改めて感じる事にもなりました。
防災訓練は、共助の意識を高めるよい機会ですが、これだけでなく、日頃の地域行事の充実の方が、共助の意識を高める上で大事だという事もあり、市民運動会への参加を呼びかけました。
役員の方が陰で支えていだだけるので、このような活動ができました。
地域を思う気持ちがなければ、できない活動です。感謝、感謝。