感謝が足りないのは・・・・

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

 妻から、時々
「みんな、あなたのようにはできないよ。」
と言われます。

 私自身も、そのように思っています。

 ただ、同じ仕事をするのならば、いい仕事をしたいと思っていますから、いつも全力を出してその思いで取り組みます。

 他の人や仕事全体の動きを見ながら、足りないと思ったところは、自分で動いたり、気づいたことがあれば、それを伝えて意見を求めたりします。
 
 この動きが、よい動きと見ていただけるうちはよいけれど、煙たがられる事にもなりかねません。

 「いい仕事をしたい」

 この考えは、誰もがもっていると思いますが、みんながみんな、目の前に現れた仕事に対して、このように考えているとは限りません。

 特にボランティアでする仕事については、従業員として仕事をする場合と異なり、規制がない分いろいろな考え方が現れます。

・できるだけ楽をして仕事をしたい。
・好きなように仕事をしたい。
・任された仕事をこなせばよい。余分な仕事はしない。

 これらの思いと「いい仕事をしたい」との思いが、ぶつかった時に煙たがられるのではないかと思います。

 「いい仕事をしたい」と言う思いから気づいた細かな事を話すと、

「そこまでしなくてもよい。」
「それまでしたくない。」
「言われてやることはしたくない。」

と反発が現れます。

 これでは、いい仕事はできません。

 私が仮にその分動いたとしても、

「自尊心を傷つけられた。」
「無能に思われた。」

となり、相手を傷つける事にもなりかねません。

 よかれと思ってすることが、全く逆に働きます。

 いい仕事をしたいと言う思いを通そうとし、一緒に仕事をする仲間が辛い思いをする事になります。

 目の前にこのような危険な状況が現れている事に気づきました。

 望むような成果が出なくても、長い目で見ながら、少しずつ成果が出るように歩むことが、大事な事かと思いました。

 今は、一緒に仕事ができる事への感謝の気持ちを相手に伝えることや、一生懸命に自分の仕事に取り組む姿勢に感謝の気持ちを伝えることが大事だと思いました。

 「感謝」・・・・まだまだできていない自分でした。

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須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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