よい習慣と悪い習慣
子どもたちに、
「自分で決めた事からは『逃げない』『ごまかさない』『嘘つかない』でね。」
と、伝えています。
子どもたちに話す手前、自分自身もこのことを心がけています。
例
先日、ある人に
「チラシを◯日に配布できるように作るね。」
と話しました。
私の場合、配布する日がまだ先であっても、「まだ、日にちがあるから、後に回そう」とはならず、この事が気になって頭から離れず、できる限り早く取り掛かろうとします。
チラシが出来上がるまで、気になって仕方がありません。
そして、「自分が話した事に責任を取らなければ」と考え、チラシを作ることから「逃げない」自分になっていきます。
頭から離れないのは、「逃げる自分」にしたくないと思うからだと思います。
そして、日にちを設定してあるときは、「そのゴールに向けて少しでも早くやり遂げたい」と思います。
これも「逃げない自分」を支えてくれます。
また、頭から離れないと、「どんな内容のチラシにしようか」と、考える事が多くなり、ふとよいアイデアが浮かんでくる事があります。
これが、チラシ作成にはとても役立ちます。
チラシを作り始めると一気に仕上げられることもありますが、時間がかかる事もあります。
そんな時は、他事が優先しているのですが、チラシ作りの時間に戻すために役立つのが、「ごまかさない」「嘘つかない」になります。
他事をしていると、
「今している事をチラシ作りに取り掛かれない理由にしていませんか?
ごまかそうとしていませんか?」
「チラシを◯日までに作ると言ったのは、嘘ですか?」
などと、チラシ作りに向かわせる声が、聞こえてきます。
この声のおかげで、
「早くこの事を終えて、チラシ作りに向かおう。」という気持ちになります。
振り返ってみると、
意思の強さは、ここに挙げた様々な言葉を自分に投げかける事のように思います。
自分の中にいる様々な自分が協力し合って、やると決めた事ができる方向に向かってくようです。
チラシ作りは予定日前に仕上げる事ができました。
ただ、事情があって配布はできませんでした。
チラシ作りについて話した人には、まだその事を伝えていません。
「嘘をつかない」自分であるために、丁寧に事情を説明したいと思います。