損して「徳」取れ
父の日に、娘たちからプレゼントをもらいました。
仕事一途で、子育ての大変な時期でも、全て母親任せで、子どもたちと関わりが少ない私でした。
そんな私にでも、感謝の気持ちをもっていてくれる娘たちには申し訳ない気持ちで一杯です。
今は、償いの気持ちもあり、少しでも娘たちの支えになりたいと、孫の世話をしたり、畑で採れた野菜を分けたり、困り事の相談相手になったりと過ごしています。
娘たちは、近くに住んでいてくれます。
そのため、実家に近いこともあり、認知症が進み、名前がわからない父にも、いつも笑顔で声をかけてくれます。
娘たちとの関係や父親との関係をみると、かなり良好で、すぐに助け合え、仲良く助け合って生活を送っている実感があります。
きっと相手を思いやる気持ちが、互いにあるからこのような関係が築けていられるのだろうと思います。
共稼ぎでいた私たち夫婦の子育てを父に助けてもらった事もあり、孫として娘たちも父とは良好な関係を続けています。
これらのことから、良好な人間関係は、互いを思いやる気持ちが、何らかの形になって現れる事のように思います。
その時に、相手に感謝の気持ちが湧き上がるのかもしれません。
介護をし続けてられるのも、娘たちからのプレゼントと同じように、感謝が形になったものかもしれません。