思考内容を選択する

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

 最近、仕事部屋の書類が増え、雑然としています。整理整頓をしようと思っていましたが、なかなか手がつけられませんでした。
 昨日、ようやく整理整頓に動き出す事ができました。

 ようやく重い腰を上げたという感じです。

 動き出しのきっかけは、2つあります。

1 最近、生活リズムが狂い始めているのを食い止めたいと思った事
2 「部屋の未整理」の記録が残り続けている事が恥ずかしくなった事

1について
 起床時刻が不安定になったり、コラムを書くのに時間がかかり過ぎたり、朝のトレーニングが十分できず、隙間時間を使う事が増えたりと、何となく忙しい日々を過ごしている感じがしています。
 その心が、部屋の乱れに現れていると考え、とりあえず、整理整頓をしてみようと思いました。

2について
 日記を毎日描いていますが、その中に多くの記録が残っています。朝のトレーニングの記録をみると努力の成果が出ている事に喜びを感じています。同時に「部屋の未整理」の記録も残されています。
「いつまで、ここに残しておくつもりなの?」
「こんな自分でいいの?」
と、内なる声が聞こえてきます。
 負となる記録を残し続ける事が、恥ずかしくなり、何とかしなければいけないなと思いました。

 誰かに言われるわけでなく、自分の意思で部屋の整理整頓を始めたのですが、この2つの思いがなければ、着手する事はありませんでした。

 何か事を始める時、必ずこのように思考を働かせています。

 複数の思考内容から「する」「しない」の選択をします。

 部屋の整理整頓を「しない」と決めた時、
「時間は、あるので、今しなくてもいいだろう。」
「他人に見られる事もないので、少々乱れていてもいいだろう。」
と考えていました。

 「する」「しない」の判断は、思考内容の選択によって決まります。

 もっと早くから、「する」を選べば、部屋の雑然さはもっと早く、解消されたように思いまが、今の私には、これだけの時間が必要だったのだろうと思います。

 怠け者の自分もいれば、綺麗好きな自分もいます。計画的な自分もいれば、場当たり的な自分もいます。

 それぞれが、思考内容を出してくるために、即決できないでいる感じです。

 どの自分も大切にしながら、ゆっくり、のんびりと歩んでいる感じがします。

 乱れる事も、整える事も、自由に選択できる生活があり、張り詰めた緊張感がないので、気持ちにゆとりがあります。
おかげで、ストレスはそれ程ありません。

 思考内容の選択は、意思に任されていますが、意思は、強さだけでなく、優しさやユーモアを持ちながら、柔軟に対応する事で、豊かさが増すように思います。

 整理整頓も始まったばかりです。
 もう少し整理整頓を楽しみたいと思います。

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須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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