習慣が続かないわけ
前回の会合で、事業に否定的な発言があり、その場の雰囲気が、とても悪くなっていた事を心配されていた方がいました。
その方は、今回の会合を欠席され、今回の場の雰囲気を心配され、声をかけてくださいました。
場の雰囲気というものは、生き物のようなもので、その時々の個々の状態の総和で作り出されるもので、今回は、全く違った雰囲気を作り出してくれました。
会議は思った以上にスムーズに進みました。
思い返すと、前回の会合で目指す方向がある程度固まったことが、大きな原因ではないかと思います。
会議が紛糾する中で、目指す方向を明らかにし、気持ちが揃っていったように思います。
その意味から考えると、紛糾したことが、逆によかったのかもしれません。
ボランティアで集まっている方々ですので、あまり無理なことは、要求できません。
時間をかけ、じっくりと心を通わせながら、一つずつ前に進めることになります。
ある本の中で出逢った
「人生に夢があるのではなく、夢が人生を作るのだ。」
という言葉の通りだと思いました。
道に落ちているゴミを一つひとつ拾いながら、道を綺麗にしながら歩き、その歩いてきた道を振り返った時に、美しい道が出来上がっていたことに気づくようなものです。
夢が叶うことは、結果ではなく、一つひとつの問題を解決して歩んだその道そのものが夢の実現になっている事に気付かされます。
その意味から考えると、無駄な出来事は、一つもなく、美しい道を作るために、ゴミを見落とさないよう注意深く歩き切ることが重要なように、起きた出来事に真摯に向き合い、誠実にひとつ一つの問題を解決する事が、大事に思えてきました。
前回の紛糾は、1つの大事なゴミだったかもしれません。
紛糾の中では、感情は脇に追いやられ、目指す夢の実現だけが、目の前にぶら下がっていたように思います。
一つ一つの問題解決が、夢の実現につながっていると考えると、避けることはできません。
向き合うしかありません。
その時の向き合い方が、問われる事になります。
感情に流されていると、
面倒だ。
自分がしなくても。
今でなくても。
などという発言になって現れます。
意思に目を向けると、
〜のために
を意識した問題解決の発言になります。
どんな出来事が起きてくるのか、楽しみです。