私の物語
仕事のついでに、新任の方に挨拶をしようと職場を訪れたのですが、生憎出張のため、お会いすることができませんでした。
資料と名刺を渡して、帰ってきました。
すると、翌日、その方がわざわざ、自宅まで挨拶にいらっしゃいました。
仕事中だったので、恐縮しながら、玄関先で挨拶をしました。
ご自身の略歴や今の職への願いや姿勢についての思いを話されました。
私は、地域における課題をお伝えし、お互いに協力しながら、課題解決に向けて連携する事を話し合いました。
好印象で、今後が楽しみになりました。
初対面の方との会話は、かなり緊張するものですが、和やかに過ごすことができ、その場を上手く乗り切るコツを会話から見つける事ができました。
1 インパクトを与える(突然の訪問)
「自宅まで来ていただける方なんだ。」と強烈なイメージが出来上がりました。
2 安心感を与える
初めに、どんな人物なのかがわかるように「経歴」「過去の体験」「現職についての考え」など丁寧に自己紹介をされました。
3 共通する話題を生かす
「昨日の出向いた事」「過去に起きた共感できる話題」など、事実に基づいて話を進め、疑う事なく話題に乗る事ができました。
4 親密さを増す話題を提供する
「家族の話」や「夢」や「悩み」など、心の内側にある事柄を話題にし、関係を深める事ができました。
このような流れの中で、私自身の内にある思いを伝えたくなるように話が進み、よいつながりができたように感じました。
また、私の話についてもじっくりと耳を傾け、にこやかに対応して頂き、「大事にされている」感じがありました。
きっと人柄が、こんな会話を作り出したのだろうと思い、自分のあり方を見つめ直す機会になりました。