「立ち止まり」の時間
最近、会話の中で、
「眠れないから睡眠導入剤を使っている」
「ダイエットのために、炭水化物をできるだけ取らないようにしている」
などという話を聞く事がありました。
生活の様子を伺うと、ネットサーフィンをしたり、甘いものを間食したりされています。
悪い習慣が、身についているために、身体がその習慣に反応して、今の状態を作り出しているように思いました。
薬を飲まなくても済む生活や甘いものを摂りすぎない生活をする事が大事なように思いますが、それができないために別の方法で、改善しようとしている感じがします。
これでは、身体に大きな負担がかかるように思います。
感情に流されやすい私たちですが、常に犠牲を払っているのが、私たちの「身体」のように思います。
・夜遅くまでゲームをする
・無理して建てた家のローン返済のために働き続ける
・飲み放題で飲み過ぎる
・サラダバーをセットにし、食べ過ぎる
感情を満足させるための誘惑が、私たちの周りにたくさんあり、それに振り回され、「身体」を痛め続けているように思います。
野生の動物には肥満の動物はいませんが、飼っている動物に肥満があるのは、人間の仕業です。
野生の動物は、本能的に命を維持するだけの食べ物を摂るだけで余分な量は摂りません。
誘惑に負けてしまう事は、この「人に飼いならされた肥満の動物」と同じように思います。
そして、悪いことに
「情報収集は役に立つ」
「おやつは、別腹」
などと、思考まで協力し、感情を支えてしまっているので、止める事ができなくなり、益々身体を痛め続けているように思います。
これでは、身体が、悲鳴をあげても仕方ないと思いました。
今、健康で過ごしているから、無理ができるのかもしれません。
が、必ずその反動が現れると思います。
欲張らず、生かされている事に感謝すれば、もっと身体を労ってもよいのではないかと思います。
健康が一番だと介護をしていると強く感じる今日この頃です。
そして、思考的になっている自分を反省し、まずは、ゲームの時間を減らそうと思いました。