振り返りが、質を変える
先日行った20歳の集いでの挨拶をした時のスナップ写真を公民館だよりに掲載してくださる事になりました。
そして、
「その時の話の内容を一言加える事ができるので、何と書けばよいか。」
と、尋ねられました。
これは、「一番伝えたかった事は、何か」という質問だと思いました。
その時にすぐに答えられない自分がいました。
きちんと整理して話したつもりでしたが、そうではなかったかもしれないと思い、振り返ってみました。
今回、事前に書いた原稿を読むのではなく、参加した皆さんをきちんと見ながら思いを伝えようと思い、原稿なしで会に臨みました。
この挑戦が、いけなかったのか、話の最中に頭に浮かんできた言葉があり、当初とは異なる内容を加えてしまいました。その結果、話の内容がまとまらず、伝わりにくかったのかもしれないと思いました。
そして、その不十分さを公民館だよりという別の形で補って頂くチャンスが現れたと思いました。
振り返ってみると、公民館だよりに掲載するきっかけは、「自分」と紙に書いて壇上で話している姿が、「絵になる」とのことでした。
ということは、言葉だけでなく、体全体から私の思いが溢れていたのかもしれません。
伝えたいという強い思いだけは伝わったように思います。
「自分を磨き、自分を生かしてください。」
伝えたかった事は、これです。
この事は、今の私自身にも当てはまります。
何を伝えたいのかきちんと整理し、軸がブレない話ができる自分にする事が、自分を生かす事になります。
誰もが、今を精一杯生きています。
現実の世界の変化に合わせて生きていくために自分を磨き、自分を生かそうとしています。
そして、そんな姿を見て刺激を受ける人も現れます。
この事が、出来事となって目の前に現れてくれました。
感謝、感謝。
改めて
「あなたは、自分を磨き、自分を生かしていますか?」
と、自問する機会になりました。