醸し時間・・・その後?
不思議なことは、起きるものです。
昨日、葬儀がありました。その帰りに、挨拶標語の掲示物の件でお願いしようと公民館に寄ったところ、そこに印刷屋さんがいらっしゃいました。
その方は、私が「ボランティア手帳について相談をしたい。」と、以前から思っていた方なのです。
こんな偶然があるのかとびっくりしました。
神様か何かわかりませんが、見えない力に導かれている感じがしています。
ボランティア手帳の製作が遅々として進まない事が、ずーっと気になっていたのですが、この時期に来て急に動き出しました。
手帳の内容を考えてくださる人や見本を取り寄せてくださる人が現れ、次第ににボランティア手帳のイメージが明らかになった矢先に、印刷屋さんが現れてくださったという感じです。
願えば、必ず叶う
この言葉は、本当なのだろうと、嬉しくなりました。
私の思いの中には、ボランティア手帳を作らないという選択肢はありませんでした。
どんな形にしろ、まずは作って、実績を残す事から始めたいと考えていました。
自分一人で作るのならば、簡単ですがそれでは、意味がありません。
仲間と力を合わせて作り上げる事に意味があり、それが今後のまちづくりの基盤になると考えています。ですから、時間をかけて、じっくり取り組もうと考えていました。
仲間を増やしていくと同じ目標に向かっても、それぞれの立場やこれまでの体験経験が違うため、目標への迫り方が違います。この違いが、目標達成に役立つ範囲の広がりとなって広がっていく感じがします。
今回、偶然に現れた人は、この広がりによって生まれ、新たにつながった仲間のように思います。
同じ願いをもっている人が徐々に集まって、願いが達成していく流れができるのだろうと思います。
初めは小さなともし火が、薪をくべると次第に大きな炎になっていくようなものです。
この事から考えると、願いを叶えるためには、自分の心の中にしまっておくのではなく、理解者や協力者が現れるように願いを表現する事が、とても大切に思いました。
表現すれば、必ず反応があります。
自分にとって都合のよい反応ばかりではありません。そんな反応があってもブレないで、願いを伝え続けることは、願いへの本気度を示す事になります。
「ここまで言っても、願いを変えないのか。」と相手に強いメッセージを送る事になります。
ですから、どんな反応であっても役に立ちます。
願いを達成させるために活用できると考えていると、必ず智慧が与えられると思います。
(稲盛和夫さんは「美しい心をもち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない努力を重ねている人に、神はあたかも行く先を照らす松明を与えるかのように「知恵の蔵」から一筋の光明を授けてくれる」と言います。)
私は、諦めないで、思いを伝え続ける事が、願いを叶える鍵のように思います。
諦めた時点で、願いは叶わなくなります。
加えて、その願いが自分のためでなく人の役に立つ願いであれば、理解者や協力者を得やすく、実現しやすくなると思います。
願いを叶えるのは、全て自分次第だという事がわかります。
辛いことはいつまでも続くことはありません。必ず、光が見えてきます。
それまで、じっと耐える粘り強く努力する自分が、強い味方になってくれている感じがします。
ようやく光が見え始めた感じがします。
偶然現れた人のお陰で、益々願いを達成したくなりました。