整理整頓は、心の整理
昨日、二十歳の集いを行いました。
今回は、今後の事を考え、2つの団体による共同事業にしました。
単独でするのであれば、前例に基づいて行う事ができますが、共同となると、連携の難しさが生まれます。
単独で行う時以上に動きを確認し、取りこぼしがないように準備をして臨みました。
それでも実際に動き出してみると、かなり取りこぼしが、見つかりました。
しかし、その場で臨機応変に対応ていただいたおかげで、つつがなく終えることが出来ました。
このミスをカバーし合うことのできる仲間に感謝しながらも、多くの学びを得る機会になりました。
事業が成功した裏には、次の事がありました。
・不安が、仲間の支えで解消された事
・任された仕事への責任感の強さが動きのよさに現れた事
・完璧にできると信じている思い込みが、仲間の助言で崩された事
・一つのミスを帳消しにする仲間の支えがあった事
・思いの違いが、支え合いの違いとなって現れた事
・行事を成功させようとの思いが、誰にもあった事
二十歳の若者を大事にしたいと言う気持ちが、参加者にも伝わり、温かい雰囲気の中で、誰もが充実した時間を過ごすことができたように思いました。
感謝、感謝。
今回の学びから、事業も完璧な人間がいないことと同様に、完璧な事業もないと思いました。
事業後によく成果と課題を整理する事がありますが、この学びから考えると、成果と課題を整理することよりも、事業への関心意欲を高め、その時々の状況に対応する柔軟性を養うことの方が大切だと思いました。
もちろん完璧な事業を目指す準備は大切ですが、事業の問題を早期に察知し、柔軟に対応する能力を身につける方が成功するように思いました。
完璧な準備だと信じていると指示待ちになりますが、完璧ではないと疑って取り組むときは、主体的になります。この違いが、柔軟性となって取り組みに現れるように思います。
そして、この方が、事業の中に、個性が現れ、支える者で創り上げる事業になると思います。
つまり
「完璧な準備」よりも「柔軟に対応する能力の育成」
そんな思いになりました。