理解しかない
自分の掲げた目標に向かってコツコツと努力を重ねる事は、なかなか大変です。
目標にもよりますが、特に高い目標や長期的な目標に向かって努力する事は、いくら意思の強い人でも一人で努力する事は、とても難しいと思います。
日々の努力は、言い換えると、今の自分を変化させ、目標を実現した自分に近づける事になります。
幼い頃には、私の成長を見守る親や先生が褒めてくれたり認めてくれたりした事が励みになって、自分の力を伸ばし、自分を変化させてきました。
ところが、大人になるにつれて、自分の変化に気づいて評価してくれる人が少なくなります。
逆に厳しい評価を受け、辛く落ち込むことさえあります。
目標達成が難しくなる一番の原因がこの「評価してくれる人」の存在だと思います。
思い出すのが、箱根駅伝で優勝した駒澤大学の大八木監督への評価です。
以前の指導と変わったと評価される報道を多く目にしました。
優勝までの道のりは短くありません。2年間の日々の努力の積み上げが優勝につながったと思います。その裏に自分を変化させていった大八木監督の見えない努力があったということを大きく報道されていました。
大八木監督自身が自分の変化を自覚されていたかどうかはわかりませんが、周囲の人は、その変化に気づいていた事がよくわかる出来事です。
私もそうですが、自分の変化にはなかなか気付きにくいのですが、他人の変化は、気付きやすいように思います。
もし、自分自身の変化に気づきやすくなれば、自分を認め、励ます事ができ、他者から評価されなくても、高い目標や長期的な目標を掲げても実現しやすくなるのではないでしょうか。
「私は、なかなか変わらない。」と自己評価していれば、変化しにくいと思います。
でも、他者評価のように変化を察知できる自分であれば、変化しやすくなります。
これは意思を強くする事と同じくらいの力になりそうです。
ふと思い出したのが、私が掲げている目標「健康な身体でい続けること」への取り組みです。
「毎日行っている運動などを記録する事」・・・・これです。
一件地味ですが、この記録が大変役に立っています。
例えば、
腕立て伏せ・・・昨年8月に始めた時は、10回でしたが、今は40回
体重・・・・・・66〜67㎏台をキープ
正月3日で、最高69.1㎏まで上昇
昨日66.7㎏に回復
このコラムを書くために記録を見直して、気付きました。
自分の変化を客観的に眺め、認め励ます情報になっています。
頑張り屋の自分が、ますます好きになりました。
他人の評価に頼るのではなく、自分自身の変化を自分が評価できれば、これほど強い味方はありません。
「自分の変化の見える化」をし、自分を外から眺める(他者評価する)と、気づかなかった自分の変化に気づく事ができます。
このコラムも「自分の変化の見える化」になっていることに気付きました。