「立ち止まり」の時間
平凡な毎日を送りたいと思いながら、日々生活を送っています。
でも、なかなかそんな生活ができません。
必ず問題が現れます。
よりよい生活をしたいとの思いから、自分で作る問題であれば、それほど負担感はありません。
でも、思ってもみないところから、問題が発生すると、その解決にかなり大きなエネルギーを費やすことになります。
「何故、こんな問題が現れるの?」
「何故、今なの?」
などと、問題解決そのものというよりも、その問題を受け入れるための心の準備をすることから始まるからです。
私の癖かもしれませんが、これらの疑問の答えが出れば、サクサクと問題解決に取りかかれます。逆に受け入れたくないと思うと、なかなか手をつけられません。こんな時、壁を作ってしまいます。
壁は自分が作ったものです。
もしこの壁を取り除くことができれば、負担感を感じてエネルギーを多く消耗することがないように思います。
ここで知恵を働かせて、エネルギーを節約できる見方・考え方を考えてみました。
・壁は、必ず現れる・・・・・・・自分が作り出している
・壁は、必ず乗り越えられる・・・今の自分に合ったものが現れる
・壁は、無意識の現れかも・・・・意識と無意識の両方から生まれる
・壁は、現実ではない・・・・・・諦めれば、消える
・壁は、役に立つ・・・・・・・・乗り越える力が育つ
・壁は、変化の現れ・・・・・・・変化したがっている自分かも?
・壁は、影の自分の現れ・・・・・気づいていない自分に気づく機会
・壁は、常に成長する・・・・・・向き合う誠実さが試されている
この見方・考え方をしていると、壁が現れても仕方がないと諦めることができます。
一瞬、壁ができますが、この見方・考え方を受け入れると、すぐに冷静さを取り戻し、出来事に向き合い、問題解決に向かうことができるようになってきました。
目の前に現れた壁だけをみていると、視野が狭くなります。
そこで、壁そのものを広い視野から見て、どの壁にも当てはまる考えを浮かべます。
すると、自分を生かそうとする前向きな考えが、浮かんできます。
今回は壁について考えてみましたが、いろいろな事について「視野を広げて考えること」ができれば、かなり生きやすくなるように思いました。
さて、明日の高齢者向けの挨拶は、どうしよう。
「生きる・死ぬ」について、視野を広げて話してみようと思います。