心を磨く

須田敏男

須田敏男

 最近、生き方に関わる本を読む機会が多くなりました。
 
 心の時代と言われながら、これほど変化が激しいと、生活に追われて、心よりも物への執着が強くなる感じがします。

 節約する
 消費を控える
 物の遣り繰りをする

 これらは、すべて物への執着から生まれた行動のように思います。
 
 心は見る事はできません。行動の裏側に隠れた意図から、心を探ることになります。
 上述の行動の裏側に隠れた意図を探ってみると

 節約する→物が少なくなったから
 消費を控える→収入が減ったから
 物の遣り繰りをする→もったいないから

 かもしれません。

 もしもこの意図であれば、物への執着から生まれる行動と感じます。(物の豊かさを追う時代の名残りかもしれません)

 ただ、「もったいない」については、物を大切にしたいという思いならば、心を感じます。

 この場合、今の時代の変化とは関係なく、どんな状況でも揺れ動くことなく、物を大切にする行動を取ることになります。
 (物に対する思いやりの心を感じます)

 強い風が吹いても倒れないように根を張った樹木のように。

 ここには強い意思を感じます。

 時代が変わろうとも変化せず、持ち続けるところに心を発見できるように思います。この時、必ず意思が働いているようです。

 あの人からは、思いやりを感じる
 あの人からは、責任感を感じる
 あの人からは、美しさを感じる
 あの人からは、謙虚さを感じる
 あの人からは、誠実さを感じる   など

 どうも私は、よりよい生き方を行動し続けるところに、心を感じます。
 そして、その心が、刺激となって、私の興味や関心を引き起こしててくれるように思います。

 コロナ禍で、最前線で活躍する人がいます。
 SDGs に真剣に取り組む人がいます。
 地球温暖化に歯止めをかけようと必死になっている人がいます。

 このような人と比べると、私は、ぬるまの中で生活している感じがします。
 
 強い意思を持って自分を磨き、「あの人からは、◯◯を感じる。」と言われる生き方をしたいなあと思いながら、「生き方の教科書」(致知出版社)を毎日1話、読んでいます。
 

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専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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