あとは、死を待つだけ
変化の激しい時代を生きている私たちは、目の前の変化に振り回させてしまいます。
物価が高騰し、生活のやり繰りに頭を悩ませている人も多い中、テレビでは、消費を掻き立てるグルメ番組が多く放映されています。
物が豊かになった時代の光と影を見ているように思えてなりません。
物に振り回され、感情が揺さぶられているとその裏に隠れている心が、見えにくくなります。
まるで、水を見ているようです。
水は容器を変えることによって形を変えます。熱を加えることでも形を変えます。
そして、その水には私たちの命を維持するための大切な役割があります。
心を見る事は、この水の役割を考えるような事だと思います。
刺激を受けて変化する私たちの心を探るためには、この水の働きと同様に変化させるものに目を向けているうちは、見えません。
自分の内面を見つめ、
「私は、何のために生きているのだろう?」
と、自分の役割に目を向けた時に、心が見えてくるように思います。
時代の変化に流されながらも、SDGs11(住み続けるためのまちづくり)を我がまちに当てはめ、構想を会議で語り、みんなで夢を一緒に叶えたいと訴える自分に、自分の役割を感じました。
あなたの役割は何でしょう?